中小企業診断士試験の新しい申し込み方法。Web申込・受験料・期限を解説!

中小企業診断士試験の申し込み方法は、2025年度から大きく変わりました。

以前は紙の申込書を取り寄せて郵便局で払い込む方式で手間がかかりましたが、この変更によってインターネットから申し込めるようになりました。

ネット上には昔のままの情報が残っているサイトも多く、戸惑う人もいるようです。

今回は、中小企業診断士試験の申し込み方法についてまとめていきたいと思います。

私が受験したのは紙の申込書だった時代なので、当時との違いにも触れながら書いていきます。

中小企業診断士試験の申し込みは期限を1日でも過ぎたら終わりです。

せっかく勉強したのに土俵にも乗れなくなるのは不幸なので、是非、最後まで読んでいってください。

この記事を書いた人
2017年10月に学習を開始し、予備校には通わず、独学(スタディング+市販テキスト)で2018年度の中小企業診断士試験に1年でストレート合格しました。
もちろん、紙の申込書で受験した世代です。
記事の内容は、中小企業庁および日本中小企業診断士協会連合会が公表している一次情報にもとづいて作成しています。

※本ページ内にはアフィリエイト広告を利用しています。

最終更新日:2026年7月22日

中小企業診断士試験の申し込みはインターネットのみになりました

中小企業診断士試験の申し込み方法
・申し込みはWeb申込システムから。紙の申込書は配布されていません
・第1次試験の費用は17,200円+事務手数料590円=合計17,790円
・期限を過ぎたらどんな理由があっても受け付けてもらえません

2025年度(令和7年度)試験から、受験申し込みはインターネットのみに変更され、従来の試験案内・申込書の配布は廃止されました

つまり「申込書を取り寄せる」という手続きはもう存在しません。

紙の払込用紙での申し込みもできませんので、古い情報を見て郵便局に行くと無駄足になってしまいます。

2026年度・2027年度の申し込み状況

第1次試験(2026年度)申込受付は2026年5月27日に終了
第2次試験(2026年度)2026年9月1日(火)〜9月18日(金)
2027年度試験日程・受験料ともに未発表

2026年度の第1次試験は締め切られています。

2026年度の第1次試験に申し込んでおらず、これから初めて受験する方は、2027年度試験を目指すことになります。

2027年度の試験日程はまだ発表されていませんが、例年3月中旬から4月上旬に日程が公示され、4月下旬ごろから申し込みが始まります。

以下の記事に来年度試験の日程を予想していますのでよければ参考にしてください。

公式情報はこちら

1次試験のWeb申込の手順

2026年度を参考に、Web申込の手順を解説します。※2027年度については正式な試験案内があり次第、確認してください。

Web申込の流れ
① 申込開始
② 受験する試験を選ぶ
③ 受験地区を選ぶ
④ 氏名・住所などを入力する
⑤ 科目免除を申請する人は、ここで入力する
⑥ 支払方法を選ぶ
⑦ 内容を最終確認する
⑧ 申込情報を登録する
⑨ 期限内に受験手数料を支払う

⑧で「申込情報登録完了」と表示されても、まだ申し込みは終わっていないことに注意です。

お金を払い終えて、はじめて申し込み完了になります。

受付期間は時刻まで決まっているので要注意です。

2026年度は4月23日(木)10時00分から5月27日(水)16時00分まででした。

最終日の16時で締め切られます。

そして期限を過ぎた手続きはどのような理由があっても受け付けてもらえません。

1年に1度しかない試験ですから、ここで間に合わなければ1年待ちです。

なお、Web申込といっても顔写真のアップロードなどはありません。

顔写真は後から郵送されてくる「写真票」に自分で貼ることになります。

また、申し込みにはメールアドレスが必要になります。

申込システムからのメールは「@sak-sak.net」から届くので、迷惑メール設定をしている方は受信できるようにしておいてくださいね。

登録したユーザIDとパスワードは、合否の照会と第2次試験の申し込みにも使いますので必ず控えておくようにしましょう。

受験料と支払期限

受験手数料17,200円(非課税)
オンライン決済事務手数料590円(税込)
合計17,790円

見落としやすいのが590円の事務手数料です。

ネット申込に変わったことで発生するようになりました。

受験料だけ見ていると金額が合わなくて焦ります。

ちなみに、受験手数料は受験科目数にかかわらず同額です。

7科目受けても科目申請して2科目だけでも17,200円です。

支払方法は、コンビニ決済・銀行ネット決済(ペイジー)・クレジットカード決済の3つです。

以前はわざわざ郵便局に振り込みに行っていましたので、本当に楽になりました。

支払期限は申込期限とは別にあります

・クレジットカード決済を選択・確定した場合 → 当日中に支払い
・それ以外の決済方法を選択・確定した場合 → 翌日中に支払い
・具体的な期限は、決済方法を確定した後に画面に表示されます

受付期間内に支払方法を選んで確定させるだけでは終わりません。

そこからさらに支払期限があります。

期限は画面に表示されます。必ず確認してください。

なお、領収書はWeb申込システムからダウンロードできますので会社に費用を出してもらう方はここから出力してください。

科目免除を申請する人の注意点

科目免除には「科目合格による免除」と「他資格等保有による免除」があり、手続きが違います。

科目合格による免除

中小企業診断士の1次試験では、前年度または前々年度に科目合格した方は、申請すればその科目が免除されます。

手続きは、Web申込システムで免除の事由を選び、科目合格した年度の受験番号を入力するだけです。

特に書類の提出はいりません。

ただし受験番号がわからないと入力できませんので、毎年の科目合格通知は必ず保管しておくようにしてください。

もしも、受験番号がわからなくなった場合は、所定の様式で協会に郵送で照会することもできますが、回答も郵送なので日数がかかります。

心当たりのある方は、必ず申込期間が始まる前に確認しておいてください。

他資格等保有による免除

公認会計士や税理士、情報処理技術者試験の合格者などの資格保有者は関連する科目の免除を受けられます。

この場合は証明書類の画像データをアップロードする必要があります。

・ファイル形式は .jpg、.jpeg、.pdf のいずれか
・容量は3,000kb以内
・郵送や持参では受け取ってもらえません

免除の事由を選んだだけでは免除になりません。

必ず証明書類をアップロードしてください。

アップロードした画像が読み取れなかったり、ファイルが開けなかったりした場合は免除が認められないため、撮り直す時間も考えて、余裕をもって申請してください。

入力した氏名と証明書類の氏名が違う場合も、同一人物と見なされず免除されません。

ちなみに結婚などで姓が変わっている方は、証明書類の再発行を受けるか戸籍抄本を郵送する必要がありますので注意してください。

免除申請の変更期限は他より早いです

免除申請は、申し込みを済ませた後でも受付期間内であれば追加・変更できます。

ただし受付期間の最終日を過ぎると一切変更できません。

ここが他の項目と期限が違うところです。

科目免除申請の変更受付期間の最終日まで(2026年度は5月27日16時00分)
受験地区の変更6月10日16時00分まで
住所の変更6月10日16時00分まで、または受験票到着後に再度可能

まだ変更できるだろうと思っていたら免除申請だけ締め切られていた、ということになりかねないので、免除を使う方は最初の申し込みで申請まで終わらせておくことをお勧めします。

ちなみにですが、科目免除についてはどのように免除を使うかも戦略になります。

免除を受けた科目は合否判定の対象外になるため、得意科目で点数を稼ぐ戦い方ができなくなります。

残った科目だけで合格基準を満たす必要があるので、免除が多いほど1科目の重みが増します。

高得点が狙える科目なら、あえて免除しないという選択もあります。

2年・3年で合格する戦略については詳しく説明していますのでよければ参考にしてください。

受験票・写真票と、その後の変更手続き

支払いまで終わると、後日「受験票・写真票」が普通郵便で郵送されてきます。

届くまでは結構ソワソワします。

2026年度の受験票・写真票は、7月6日に発送されたようです。

正しく手続きしたのに未着の場合や、紛失・汚損などしてしまった場合は再発行できます。

2026年度は郵送による再発行が7月28日必着、協会へ直接取りに行く場合は7月31日までとなっており、試験当日に会場で再発行する方法もありますが、事前に協会への電話連絡が必要です。

詳しい手続きは、協会が公表している最新の再発行案内を確認してください。

写真票には自分で写真を貼ります

ここは紙の時代から変わっていません。

写真の条件
・大きさは縦4.5cm×横3.5cm(パスポート申請用と同じサイズ)
・最近6か月以内に撮影したもの
・脱帽で正面を向いたもの(試験でメガネを使う人はメガネを着用)
・背景が無地のもの
・胸から上を撮影したもの
・明瞭なもの

写真は印画紙または写真専用紙を使ったものに限られますが、証明写真機など撮れば大丈夫です。

貼り方にも指定があります。

のり付けした上で、さらに上下を透明なセロハンテープで留めます。

写真を貼っていないと受験できませんので受験票が届いたら早めに準備するようにしましょう。

写真は6か月以内の撮影であればOKなので、私は受験票が届く前にあらかじめ撮影を済ませておきました。

受験地区と免除科目は届いた日に確認を

受験票が届いたら、試験会場と免除科目を確認してください。

申し込んだ内容と違っていた場合は期限内に連絡が必要です。

住所が変わった場合

受験票は普通郵便で届くので、引っ越し予定のある方は注意してください。

申込受付後〜6月10日16時00分(2026年度)Web申込システムで変更
上記期間の後〜受験票到着まで変更できません
受験票到着〜8月3日12時00分(2026年度)Web申込システムで変更

試験案内にも明記されていますが、引っ越した場合には必ず郵便局への転居・転送届もあわせて提出してください。

Web上で住所を変えても、すでに発送された郵便物は追いかけてくれません。

なお、受験票・写真票に手書きで訂正を書き込んでも変更したことになりません。

以前は赤字で訂正する運用でしたが、2025年度からのWebでの運用になってからはできなくなっています。

氏名が変わった場合

氏名変更は住所変更とは手続きが違います。

Web申込システムでのデータ変更に加えて、戸籍抄本を協会に郵送する必要があります。

詳しい手順は協会のサイトに掲載されているので、該当する方はそちらを確認してください。

2次試験の申し込み方法

ちょっと気が早いかもしれませんが、1次試験合格の後に待ち受けている2次試験についても触れておきましょう。

2026年度の申し込み期間などは以下のようになっています。

申込期間2026年9月1日(火)〜9月18日(金)
試験日(筆記)2026年10月25日(日)
受験手数料15,100円
合格発表2027年1月13日(水)

2次試験も1次試験と同様に、オンラインでの申し込み・決済になっています。

以前は、1次試験の合格証書と一緒に2次試験の案内が郵送されてきましたが、現在は紙の合格証書も2次試験案内も発行されません。

合格発表の日に、試験結果照会のWebページから自分で確認します。

あの合格証が嬉しいんですが、個人的にはちょっと味気ない気もしますね。

申し込みもそこで進めるようになっています。

1次試験の合格発表から2次試験も申込期限までは17日しかないので、すぐに申し込みも済ませられるよう、1次試験で手ごたえがあったらユーザIDとパスワードを準備しておくようにしましょう。

なお、2026年度からは2次試験の口述試験が廃止されました。

口述試験はほぼほぼ合格できる試験でしたので、試験制度がよりスッキリしてよかったのではと思っています。

制度改正についてはこちらに書きました。

申込書の取り寄せは廃止されました

以前は近くの診断士協会や商工会議所などに郵送で試験案内・申込書を取り寄せていましたが、この手続きは2025年度(令和7年度)になくなりました。

協会も、紙の試験案内は配布しておらず、従来の払込用紙を利用した受験申込みはできないと明記しています。

・試験案内、申込書の配布はありません
・郵送で請求することもできません
・払込用紙による受験手数料の支払いもできません

それでも「申込書 取り寄せ」で検索すると、廃止前の情報を載せたままのサイトがまだ残っているため、戸惑う人も結構いるようです。

申込書を取り寄せる必要はありませんので、安心してWeb申込システムから申し込んでください。

【コラム】昔は紙の申込書を取り寄せていました

参考までに、以前の申し込み方法についても書いておきます。

私が受験した当時は、まず試験案内・申込書を手に入れるところから始まりました。

窓口配布は東京・大阪・名古屋など大都市の協会だけ。(しかも土日祝日は休みです)

地方に住んでいる人は、返信用封筒と往信用封筒の2つを作って郵送で請求するしかありませんでした。

往信用封筒の作成例

しかも郵送請求の締め切りは窓口配布より2週間ほど早いという罠つきです。

申込書が届いたら記入して、郵便局の窓口で受験手数料を払い込む。

ここまでやってようやく申し込み完了でした。

紙の受験申込書

毎年「申込書の取り寄せが間に合わなかった」というトラブルがあり、メルカリで試験案内を買う人や、東京の知人に窓口まで行ってもらう人までいました。

※これらの方法は現在では一切必要ありません。今はインターネットから直接申し込めます。

スマホから申し込めてコンビニで払える今の制度は、本当にありがたい変化だと思います。

よくある質問

受験料はいくらですか?

2026年度の第1次試験は、受験手数料17,200円に事務手数料590円を加えて合計17,790円です。第2次試験の受験手数料は15,100円です。

申込期限を過ぎてしまいました。どうにかなりませんか?

なりません。

試験案内に、期限を過ぎたものはどのような理由があっても受け付けできないと明記されています。支払いも科目免除の申請も同じです。

顔写真はいつ必要になりますか?

申し込みの時点では必要ありません。

後から郵送される写真票に、縦4.5cm×横3.5cmの写真を自分で貼ります。貼っていないと受験できません。

申込内容は後から変更できますか?

項目によって期限が違います。

科目免除の申請は受付期間の最終日まで、受験地区と住所の変更は6月10日16時00分まででした(2026年度の場合)。

免除申請だけ期限が早いので注意してください。

2027年度の申し込みはいつからですか?

まだ発表されていません。

例年3月中旬から4月上旬に日程が公示され、4月下旬ごろから申し込みが始まります。正式発表があり次第、この記事も更新します。

申し込み後の学習準備

申し込みは、あくまでスタートラインに立つための手続きです。

私はスタディングと市販教材を使って、2018年度試験にストレート合格しました。

まだ教材を決めていない方は、無料講座を見た上で自分に合うか判断してください。スタディングはメールアドレスとパスワードだけで無料体験ができ、住所や電話番号の登録はいりません。

スタディングの無料登録ページはこちらです。

コース選びについてはこちらで詳しく書いています。

スタディングのおすすめコースはこれ!選び方とお得な裏ワザをどこよりも詳しく徹底解説!

まとめ

この記事のまとめ
・申し込みはWeb申込システムからのみ。紙の申込書は配布されていません
・第1次試験の費用は17,200円+事務手数料590円=合計17,790円
・申込情報の登録だけでは完了しない。期限内の支払いまで必要
・クレジットカードは当日中、それ以外は翌日中が支払期限
・科目免除は受付期間内なら申込後も追加・変更できるが、受付期間が終われば変更不可
・顔写真は申込時ではなく、郵送される写真票に貼ります
・第2次試験は合格発表から締切まで17日間しかありません

紙の申込書だった頃と比べると、今では手続きそのものはかなり簡単になりました。

一方で、支払期限や免除申請の期限など、画面をよく読まないと見落とす部分は増えています。

申し込みは1年に1度きりです。

期限だけはカレンダーに入れて、余裕をもって手続きしてください。

みなさんの努力が実を結びますように。

それでは、また。

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