
私も実際に使用した通信教材の「スタディング」の中小企業診断士講座。
講義動画や問題集、過去問がすべてスマホ対応で、スキマ時間に効率よく学習できることから、忙しい社会人を中心に人気の通信講座です。
そんなスタディングの中小企業診断士講座には「ミニマムコース」「スタンダードコース」「パーフェクトサポート」という3つのコースが用意されています。
それぞれ特徴があるのですが、これから勉強を始める方にとっては、どのコースが自分に合うのかを判断するのは難しいことです。
そこで今回は、スタディングを実際に使用して合格した筆者が、それぞれのコースを紹介し、みなさんに適したコースをご提案します。
この記事を読むことで、合格に過不足のない最適な教材選びができるはずです。
是非、最後まで読んでみてくださいね。
基本講義・問題集・過去問を中心に、自分で学習を進められる方なら、これで合格レベルに到達できます。
理由は次の3つです。
1.合格に必須の3コンテンツ(基礎講座・スマート問題集・過去問セレクト講座)が過不足なく入っている
2.質問・添削・伴走といった手厚いサポートが必要なければ、コスパが最も高い
3.筆者自身が実際にスタンダードのみで一発合格できた
ただし、「全員がスタンダードでよい」わけではありません。
質問や2次のAI添削、伴走サポートを重視するなら【パーフェクトサポート】、すでに市販教材を持っていて講義だけ使いたいなら【ミニマム】という選び方もあります。この記事で、あなたに合う1つを決められるようにご案内します。
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スタディングの3コースを比較【2027年度・料金と機能】
まず、スタディングには3つのコースが用意されています。
2.スタンダードコース(合格に必要な教材が一式)
3.パーフェクトサポート(サポート・直前対策まで充実)
まずは、スタディング公式の2027年度情報をもとに、料金と主要機能を一覧で整理します。
| ミニマム | スタンダード | パーフェクトサポート | |
|---|---|---|---|
| 通常価格(ペーパーレス版) | 48,400円 | 59,400円 | 74,800円 |
| 冊子版テキスト・学習マップ付 | 63,300円 | 74,300円 | 89,700円 |
| 基礎講座(1次・2次) | ◯ | ◯ | ◯ |
| スマート問題集 | × | ◯ | ◯ |
| 過去問セレクト講座 | × | ◯ | ◯ |
| 合格戦略講座・簿記入門 | × | ◯ | ◯ |
| 実力判定合格模試 | 別売り | 別売り | ◯ |
| 直前対策講座 | 別売り | 別売り | ◯ |
| 2次試験AI添削 | 別売り | 別売り | ◯ |
| 合格伴走LIVE | × | × | ◯ |
| 学習Q&Aチケット | 付属なし(チケット別売り) | 10枚 | 無制限 |
| 受講期限 | 2027年10月31日まで(2027年度版) | ||
価格はいずれも税込です。上位のパーフェクトサポートに付く「模試・直前対策・AI添削」は、ミニマム・スタンダードでは別売りオプションとして用意されています(必要になったときに追加できます)。
公式トップページでは冊子版の価格が前面に出ていることもあります。見比べる際は、ペーパーレス版と冊子版のどちらの価格かに注意してください。
30秒でわかる「あなたに合うコース」
詳しい比較の前に、まず結論から。あなたのタイプに当てはまるコースはこれです。
→ 多くの初学者にとってのベストがこれです。
自分がどれに当てはまるかがなんとなく見えてきたでしょうか。
ここから先はそれぞれのコースについて、筆者の実体験を踏まえて掘り下げていきます。
そもそもスタディングが自分の学習スタイルに合うか不安という方は、まず無料講義で使い勝手を確かめてみてください。
スタンダードコースがおすすめな理由
筆者は受講経験・合格者の立場から
中小企業診断士 1次2次合格コース[2027年度試験対応]の【スタンダードコース】
を選ぶのが多くの受験生にとってベストだと考えています。
その理由を簡潔に言うと基本講義・問題集・過去問という試験対策に必須の教材が過不足なく含まれているからです。
スタディングで合格するために特に重要な教材は、以下の3つです。
スタディングで必須のコンテンツ
・スマート問題集
・過去問セレクト講座
過去に別の資格に挑戦した方ならわかりやすいと思いますが、資格試験対策の基本は講義→問題集→過去問を何度も回すことです。
極論を言えば、この3つの教材だけで合格レベルに到達することは十分に可能です。中小企業診断士試験でも同様です。
そして、これらが過不足なく入っていて、コストパフォーマンスが最も高いコースが【スタンダードコース】なのです。
受験生は、よりコンテンツの多い上位コースを選びたくなるものですが、私は【スタンダードコース】で合格できましたし、多くの方にも当てはまると思います。
スタンダードコースの主要コンテンツは、無料登録をすれば実際に試すことができますので、気になる方は自分に合うかを確かめてみてください。
ミニマムコースとの比較
まず、スタンダードよりも低価格なミニマムコースと比較します。
【スタンダード】と【ミニマム】の違いは、
という2点です。
初学者が、スタディングだけでインプットから問題演習・過去問まで完結させたい場合には、ミニマムはおすすめしにくいです。合格に必須の演習教材(スマート問題集・過去問セレクト講座)が付かず、不足する問題演習や過去問を、別売りオプションや市販教材で補う必要があるためです。
一方で、ミニマムが選択肢になる方もいます。
・講義によるインプットを中心に使いたい
・不足する教材を自分で組み合わせて補完できる
たとえば「スピードテキスト」などの市販教材をすでにそろえていて、動画講義だけを追加したい、という方にはミニマムも合理的な選択です。
パーフェクトサポートとの比較【2027年度仕様】
次に、スタンダードの上位にあたる【パーフェクトサポート】と比較します。
2つのコースの違いは、
【パーフェクトサポート】のほうが通常価格で15,400円高い(ペーパーレス版)
【パーフェクトサポート】には直前対策講座・実力判定合格模試・2次試験AI添削・合格伴走LIVEが付属し、学習Q&Aチケットが無制限になる
という点です。
ここでは、追加される要素が「誰にとって価値があるのか」まで踏み込んで見ていきます。
学習Q&A無制限は誰に価値があるか
パーフェクトサポートでは、講師への質問(学習Q&A)が無制限で使えます。スタンダードは10枚のチケット制です。
質問できるのは語句の疑問だけでなく、学習計画の相談やつまずいた論点の補足解説など。私のように質問機能をそれほど多用しない方なら、スタンダードの10枚でも十分な可能性があります。一方、頻繁に質問しながら進めたい方には、無制限は大きな安心材料になります。
・一人だとつまずいたときに手が止まりやすい方
合格伴走LIVEは誰に価値があるか
2027年度のパーフェクトサポートには、合格伴走LIVEが付きます。これはパーフェクトサポート限定の機能で、月1回程度、プロ講師がその時期にやるべき学習ポイントやつまずきやすいテーマを解説してくれるオンライン配信です。リアルタイム参加が難しくても、アーカイブ(録画)で視聴できます。
通信講座はどうしても孤独になりがちで、ペースを崩すと立て直しが難しいものです。「一人だと挫折しそう」「学習の伴走役が欲しい」という方にとっては、モチベーション維持の心強い仕組みだと言えます。
2次試験AI添削とは(筆者は未体験)
パーフェクトサポートには、2次試験の記述答案を対象としたAI添削が付属します。
これは私が受講していたころにはなかったサービスなので、私自身は使ったことがありません。そのため、以下は公式情報にもとづく紹介です。
公式によると、答案を入力すると即時にAIが添削し、フィードバックを返してくれるサービスで、新たにAIによる予想得点の表示機能も搭載されています。人による添削だと数日かかることが多かったのに対し、待ち時間なしで答案の改善点を把握できる点が特徴とされています。
・事例Ⅰ〜事例Ⅲの問題に対応(事例Ⅳは対象外)
・過去問7年分+令和8年度試験問題が対象
・利用は上限300回まで
・答案の評価はスタディングの教材に沿った内容で、絶対的な正解を保証するものではない位置づけ
2次試験は予備校ごとに模範解答がまったく異なるのが難しいところです。AI添削がどこまで精度高く導いてくれるかは、実際に触れて判断するのが確実です。ここは2次のAI添削を積極的に使いたい方にとって、パーフェクトサポートを選ぶ有力な理由になります。
実力判定合格模試・直前対策講座は必要か
実力判定合格模試は、実力の把握と弱点発見に有効です。自分がどの論点でつまずいているかを客観的に把握できるため、そこから弱点補強につなげられます。
直前対策講座は、頻出論点に絞って総仕上げをする講座です。講義・問題集・過去問を2〜3周した後、対策時間に余裕がある方には有効ですが、重要論点は問題集・過去問・模試でほぼ網羅できるため、必須とまでは言えないというのが筆者の実感です。
これらは、スタンダードでは別売りオプションとして必要になったときに追加できます。ですので、「最初から模試も直前対策も一式そろえて、追加購入の手間なく進めたい」方はパーフェクトサポート、「必要になったら足す」スタイルの方はスタンダード、という整理になります。
コース比較のまとめ
ここまでを一度整理します。
迷っている多くの初学者にとっては、【スタンダードコース】が過不足のない選び方です。一方で、手厚いサポートやAI添削を最初から使うつもりなら、【パーフェクトサポート】を検討する価値は十分にあります。
スタンダードコースを実際に使った感想
ここからは、私がスタンダードコースで合格するまでに実際に使った各コンテンツの感想を、経験者の視点でお伝えします。
スタンダードコースに含まれる主なコンテンツはこちらです。
・簿記入門講座
・1次基礎講座+テキスト
・実戦フォローアップ講座
・スマート問題集
・過去問セレクト講座
・1次試験年度別過去問題集
・2次合格メソッド講座/2次基礎講座/2次事例Ⅳ演習講座/2次試験過去問題集
・学習Q&Aチケット10枚
この中から、特に印象に残ったものを解説します。
合格戦略講座
動画で中小企業診断士試験対策の全体像を解説する講座です。
予備校に所属しない独学者は、試験の概要にも詳しくなく、どう学習を進めればいいか手探りな状態です。資格学習では学習計画が重要ですが、その立て方もわかりません。
この講座では、実際の学習が始まる前に知るべき「基本のキ」を学べます。まず全体像をつかみ、ゴールを明確にすることで、毎日の学習の質が上がりました。個人的には、この講座のおかげで完全独学の人と差をつけられたと感じています。
1次基礎講座+テキスト
資格学習の三種の神器は「①テキスト ②問題集 ③過去問集」ですが、その基礎になるのがテキスト、すなわち「1次基礎講座」です。
スタディングではインプットを動画で行います。動画講義はテキストに沿いながら、理解を助ける図表を添えて解説してくれるので、目と耳から効率的にインプットできました。
この動画教材は、私にとって革命的でした。私はインプット作業、特に教科書を読むのが本当に苦手です。教科書を読んでいると津波のような眠気が襲ってくるのですが、動画教材なら電車の中でも不思議と眠くならず、しっかり頭に入れられました。
教科書を読むのが苦手な方にこそ、大いにおすすめできるコンテンツです。
1時間程度の講義は数分ほどのセクションに分かれています。セクションごとに内容が完結しているので、通勤時間が短くなった日でも、区切りのいいところで中断できました。通勤時間の有効活用が徹底して意識されている設計だと感じます。
実戦フォローアップ講座
基礎講座のあとには、実戦フォローアップ講座があります。実際にスタディングの講師が登場し、講義形式で解説してくれます。
扱うのは「基礎講座では触れられていないが、時々出題されるテーマ」とされていますが、この内容は本試験でまあまあ出題されます(笑)ので、要チェックです。
スマート問題集
三種の神器の「問題集」にあたるのが、この「スマート問題集」です。
動画講座の内容に基づいた問題が、本試験と同じ4択正誤問題の形式で出題されます。1講座あたり十数問ほどで、短時間で解答できます。
通勤時間に動画でインプットし、昼休みや休憩中に1問ずつ解いていけば、スキマ時間で学習が進みます。スマホアプリならさらに手軽に立ち上げられ、レジ待ちの時間でも解けます。
問題のレベルは、広く使われているTACの「スピード問題集」と同程度と考えて大丈夫です。つまり、合格に十分なレベルの問題集なので、安心して取り組んでください。
過去問セレクト講座
三種の神器の「過去問集」に相当するのが「過去問セレクト講座」です。スマート問題集と同様の形式でスマホで解答できます。
この教材の最大のメリットは、テキストと明確に対応付けされていることです。その過去問がテキストのどの部分に対応しているかが明示され、しかもリンクになっているので、該当するテキスト本文にすぐ飛べます。
合格に近づくには、テキスト(インプット)→問題集(アウトプット)→過去問(実践)→テキスト(復習)を高速で繰り返すことが重要です。このサイクルをスムーズに回すうえで、対応付けとリンク機能は非常に便利でした。市販教材にはないメリットで、とてもおすすめです。
2次基礎講座(筆者には合わなかった正直な話)
1次試験を突破したら、次は最難関の2次試験です。その対策講座が「2次基礎講座」で、スタディング独自のロジックマップという解答法を使って解答を構成していきます。
が、正直なところ私はこの解答理論が合いませんでした。何度も取り組みましたが、どうしても自分のものにならず、最終的に市販の「速修2次テキスト(TBC中小企業診断士試験シリーズ)」をベースに、ふぞろいな合格答案シリーズで答え合わせをして対策しました。
また、2次試験対策専門予備校の模試を受け、添削を通じて精度を高め、なんとか合格を勝ち取りました。
ただし、これは『スタディング』の教材が悪いわけでは決してありません。たまたま私に合わなかっただけで、この方法で合格している方も沢山います。
2次試験は公式の模範解答が存在しないため、同じ過去問でも予備校ごとに導く解答がまったく異なり、合う・合わないが個人でかなり分かれます。2次に関しては、メインテキストに縛られず柔軟に対応する姿勢も必要だと、経験上お伝えしておきます。
スタディングを使った具体的な学習計画
では、スタディングでどう学習を進めるか、実例で説明します。基本の3サービス(動画・問題集・過去問)を使った1日のスケジュールはこんな感じです。
これで合計3.5時間もの学習時間を確保できます。無意識に過ごしている時間を活用して、効率的に学習を進められます。
インプット→アウトプット→復習を1日の中で回して記憶を定着させることを意識していました。この3サービスだけで1日のカリキュラムは埋まってしまうので、基本はこの3つで十分とも言えます。
模試以降は、自分の弱点論点と頻出論点を意識して、適宜、教材を買い足すなどして取り組めばよいと思います。ちなみに私は財務会計と法務が苦手だったので、市販の計算問題集や過去問マスターを併用して対策しました。
購入前に無料講座を試すべき理由
スタディングは無料登録をすることで、実際の講義・教材の使い勝手を確認できます。
公式によると、無料の初回講座では、合格戦略講座・1次基礎講座・実戦フォローアップ講座・スマート問題集・過去問セレクト講座・2次メソッド講座・2次基礎講座などの初回分を試すことができます。
一度実際に触れてみて、自分に合うか、そして中小企業診断士試験のレベル感を体感しておくとよいでしょう。動画講義の相性は人によって大きく分かれるので、購入前の体験は特に重要です。
無料体験登録は、メールアドレスとパスワードを入力するだけで完了します。住所や氏名などの個人情報の入力は不要なので、気軽に試せます。
なお、無料体験に登録すると、期間限定の割引クーポンなどの案内が届くことがあります。割引率・対象・期限は時期によって変わるので、届いた案内をご確認ください。いきなり購入せず、まずは無料登録から始めるのがお得です。
最終結論
今回はスタディングのおすすめコースを、2027年度の公式仕様と筆者の実体験にもとづいて整理しました。
あらためて、あなたに合う1つはこれです。
・質問無制限・AI添削・伴走・直前対策を最初から → パーフェクトサポート
・すでに教材を持ち講義中心 → ミニマム
中小企業診断士試験に完全独学で挑むのは大変難しいものです。働きながら効率よく合格を目指すなら、スタディングのような通信教材を利用する価値は高いと思います。
どのコースが合いそうか見えてきたら、まずは無料講座で実際の講義を体験してみてください。相性を確かめてから決めるのが、いちばん失敗しない選び方です。
みなさんが中小企業診断士試験に、最小限の費用で合格できることを祈っています!
価格・付属内容は2026年9月時点でスタディング公式ページを確認したものです。
最新の価格・キャンペーン・仕様は、購入前に必ず公式ページでご確認ください。















