中小企業診断士という資格は、求められる知識が営業という業務と親和性が高いため、営業職と大変相性の良い資格と言えます。
そのため、例年、沢山の営業職の方が中小企業診断士を受験し、合格を勝ち取っています。
さらに、中小企業診断士試験にすぐには合格できなくても、学習するだけでも大きなメリットを得ることができます。
本日は、営業職の皆さんが中小企業診断士を目指すべき理由とそのメリットをご紹介し、中小企業診断士試験への挑戦を後押しできればと考えています。
是非、最後まで読んでみてくださいね。
Contents
営業職が中小企業診断士取得を目指すべき5つの理由
営業職のみなさんが、中小企業診断士の取得を目指すべき理由、それは下記の5つのメリットがあるからです。
それでは、営業職のみなさんが中小企業診断士を取ることでどんなメリットがあるのかを具体的にお話していきたいと思います。
1.仕事(本業)に役立つ
一流の営業に必要なものがマーケティングスキルです。
競争が激しいこの時代は。ガムシャラに顧客訪問をして他人と差をつけることは難しくなっています。
しっかりとマーケットを分析し、効果的に顧客に刺さるプロモーションの展開をする必要があります。
そんなマーケティング手法や理論を体系的に学べるのが中小企業診断士試験です。
4P、3C、SWOT分析、VRIO分析など様々な理論のインプットができます。
あとは、現場でアウトプットするだけです。
私も営業でしたが、同じだけの成績を少ない労力で安定的に上げ続けることができるようになっています。
今よりももっと営業として飛躍したいという人は、是非中小企業診断士試験を受験してみてください。
2.マネジメントの基礎が学べる
さらに、中小企業診断士試験では『組織論』を学習することができます。
リーダーシップ理論や、モチベーション理論、会社などの組織のメカニズムを学ぶことで、
・なぜ自分の部下が思ったように動いてくれないのか
・なぜ組織のモチベーションが低いのか
・自分の組織が非効率な理由
などを把握することができます。
これによって、自分が仕事を行う上で抱えている『不満』を理論的に分析することができます。
そうすると、不思議なことにモヤモヤした気分はなくなり、ロジカルに『改善策』を取ることができます。
中小企業診断士試験の学習を進めるにあたって、漠然としたモヤモヤがなくなり、ストレスが激減したことを覚えています。
今の仕事や環境、会社に対して不満がある人はその原因をロジカルに分析するためにも中小企業診断士試験を受験してみるとよいでしょう。
3.副業にできる
最近の『働き方改革』で時間を持て余してしまう営業マンが増えたと聞いています。
以前、朝から晩までがっつり働いていた方は、急に手持ち無沙汰になってしまうと思います。
中小企業診断士の資格があれば、中小企業からの簡単なコンサルの依頼にこたえ、それを副業にすることができます。
例えば、資格を活かして補助金の申請代行を副業として行っている中小企業診断士がいます。
本来ならば補助金の対象なのに制度自体を知らない中小企業に対して、補助金の活用を提案して、実際に補助金申請の代行を行うのです。
そして、補助金の何割かを報酬としてもらうのです。
中小企業側は知らなかった補助金が手に入ることでかなり喜ばれますし、自分も空いた時間をお金に換えることができます。
何といっても中小企業診断士の本来の業務である、中小企業の援助が出来ることで社会貢献の充実感があります。
これからの時代は『複業』の時代と言われます。
収入源を複数つくり、人生のポートフォリオを作りたい方は、中小企業診断士の受験に向いていると言えるでしょう。
4.転職や転部しやすくなる
私は、以前の営業職から社内異動で『マーケティング企画室』に配属され、現在はプロダクトマネージャーの仕事を行っています。
市場の分析からニーズの把握、自社のリソースから市場でのポジショニングを決め、適切なプロモーション戦略を編み出していく。
製品の産まれてから死んでゆくまでをトータルでマネジメントすることができ、非常に充実した毎日を送っています。
この業務に必要な知識の基礎は、まさに中小企業診断士試験で学習したものでした。
私は自社の『手上げ制度』を利用してこの部署を希望しましたが、人気の部署なので数名の立候補者と面接で競うことになりました。
ここで活きたのが『中小企業診断士試験の受験・合格経験』です。
自分がいかに自分を変革する努力をしてきたか、そのスキルを活かしてどんな貢献ができるかをプレゼンテーションし、転部を勝ち取りました。
のちに面接を担当した人事担当者(同期)にききましたが、『中小企業診断士資格』自体ももちろん貴重だが『挑戦してきた』ことは高く評価されたとのことです。
中小企業診断士試験は難関資格で、合格するまでに複数年かかることも多いですが、今の部署から異動しキャリアアップを考えている人は挑戦することをおすすめします。
5.スキマ時間で勉強しやすい
終日机に向き合う事務職のかたと比較して、移動の多い営業職の方は移動や顧客待ちなど比較的スキマ時間が多いでしょう。
私の外勤時間を調べたところ、移動時間だけで4時間もありました。
この4時間を学習時間に充てられれば、中小企業診断士の学習時間としては十分といえるでしょう。
私も活用した通信講座『スタディング』ならば営業車を運転しながら耳からのインプット学習を進めることができます。
さらに顧客とのアポイント待ちの時間に問題集を解き、アウトプットを進めることができます。
営業職の方は『スタディング』と非常に相性がいいので、強くお勧めします。
中小企業診断士試験を取るなら今が狙い目!?
今年(令和元年)の中小企業診断士の一次試験は異例の合格率30%超えがありました。
合格率4%の時代はもしかすると終わったのかもしれません。
国も日本経済の基盤である中小企業の援助のため、中小企業診断士を増やしたいというニーズがあります。
営業職のみなさんも『働き方改革』で可処分時間が増加してきているタイミングだと思います。
両者のニーズがマッチした今こそが、中小企業診断士試験の狙い目だということができます。
ますます、中小企業診断士を受験する人は増えてきます。
昨日後輩と飲みながら、上の世代の昔ながらの情熱型営業が徐々に通用し辛くなってきてコンサルティング型営業にシフトしつつある事と法人企業開拓が上司に求められるようになってきた事を考えたら今の内に中小企業診断士取らないと話にならんよな。って話になったけど土日削るの嫌やなぁ😇笑
— 脩 (@Shu_uz) November 17, 2019
挑戦するならば早めの方が良いと、個人的には考えています。
営業職が中小企業診断士取得に挑戦するべき理由まとめ
いかがでしたでしょうか。
営業職の皆さんが、中小企業診断士取得に挑戦するべき理由を一つずつ解説してみました。
もっともっと沢山、挙げることもできますがあとは皆さんが挑戦しながら確かめていってください。
30歳を過ぎてから一年の体幹時間が本当に短くなってきました。
このまま人生があっという間に終わってしまうのではないかと、不安になることがあります。
人生は一回きり。
考える時間は有意義ですが、悩む時間は無駄です。
踏み出すなら、挑戦するなら、今しかないですよ。
みなさんの挑戦が実を結ぶことを祈っています!!
【おまけ】営業職に最適な教材とは
営業職の方の学習教材はスキマ時間の活用をコンセプトにした『スタディング』が最もおすすめです。
私も営業時代に移動時間に動画講義を視聴⇒顧客待ちの時間に問題集・過去問集を回答でインプット・アウトプットを高速に繰り返すことで一年で合格することができました。
このサイトを立ち上げていろいろな教材を試しましたが、営業職にはこの教材がベストと断言できます。
まずは教材をお試しできる無料登録から始めてはいかがでしょうか。