中小企業診断士費用

中小企業診断士試験の受験を本格的に考え始めると、どれくらい費用がかかるかは避けては通れない問題です。

いくら有意義なチャレンジだとしても費用がかかりすぎては仕方がありません。

中小企業診断士試験は30代~40代の男性が多いため、受験費用の捻出は頭が痛い問題だと思います。

本日は、そんなあなたのために中小企業診断士を受験する際にかかるすべての費用をお伝えしたいと思います。

その費用の必要度に応じてまとめていますので、最低費用から現実的な費用まで、自分の学習に費やせる金額をイメージしながら読み進めてみてください。

最低費用プランなら、月々のお小遣いでも中小企業診断士試験にチャレンジできるでしょう。

是非、参考にしてみてください。

絶対に必要な費用

試験に必ずかかる費用は受験料ですが、中小企業診断士試験の1次試験・2次試験を受験すると合計で31,000円前後かかります。

この費用を支払わないでは始まりませんので、確実に見積もってください。

費用 合計 31,000円前後 備考
1)受験手数料 30,200円  
  ・一次試験  13,000円  
  ・二次試験  17,200円  
  ・払込み手数料  数百円  
2)受験雑費 合計 500円前後  
  ・申込書 送料   200円前後 お住まいの地域による
  ・返信用
   切手・封筒代
 280円+封筒代 返信用封筒(角形2号)
切手代140円×2(一次・二次)

最低限の費用は3万1000円ほどです。

しかし、教材費にお金をかけていませんので、現実的にはこれだけで合格するのは難しいでしょう。

中小企業診断士合格に最低限必要な費用

受験料の次に必要なのは教材費用です。

メイン教材費と模試代で50,000~70,000円ほど見積もりましょう。

予備校に通わずに確実に合格するためには、通信講座を活用することをおすすめします。

※通信講座などを使わずに完全独学合格を目指す場合は市販のテキスト代だけを見積もればよいので、次の章を参考にしてください。

また、模試も一度は受験したほうが良いでしょう。

受験会場の雰囲気を味わうメリットもありますし、自分の弱点と重要な論点の把握に大変役立ちます。

費用 合計 55,000円~ 備考
1)メイン教材費 50,000~  
 通信講座 費用 50,000円~250,000円 ・STUDYing(スタディング)
・診断士ゼミナール
・ユーキャン
・クレアール
などがあります。
2)模試代 5,000円~  
 模試受験料 5,000円前後 ・TAC
・LEC などの大手予備校で開催。
・スタディングなど通信講座に附属しているコースもあり。

通信講座代も講座によってかかる費用に差がありますが、「スタディング」 「診断士ゼミナール」 を選べば間違いないでしょう。

中小企業診断士合格の可能性を高める費用

中小企業診断士試験に合格するうえで大切なことはメイン教材を何週もして使い倒すことです。

しかし、最近の中小企業診断士試験は問題が複雑化してきており、メイン教材をしっかりと習得した上で、余裕がある場合にはサブ教材を購入して学習してみましょう。

絶対に必要ではありませんが、追加すると合格の可能性が高められる効果が比較的高いものをご紹介します。

費用 合計 30,000円前後 備考
1)サブ教材 25,000円前後  
 スピード問題集  13,824円(7科目分 新品) 余裕がなければやらないほうが良い。
 ふぞろい(二次試験)  2,592円/冊 最新号1冊は読むことをおススメ
 財務三表一体理解法  886円 財務会計の理解が深まる
2)模試(2回目) 5,000円前後  
3)電卓 5,000~8,000円  

 

1)サブ教材

まず、サブ教材です。
前段の「メインの教材を信頼して使い倒す」と矛盾するようですが、同じ論点でも別な切り口で記載されている教材を使うと理解を深める効果が期待できます。
下記の教材は、実際使ってみて良かったと感じたので余裕があれば取り組んでみてもよいかと思います。
特に「経営法務」と「中小企業経営・政策」はさまざまな角度の問題を解くのが有効なため、他の科目に優先して活用するとよいでしょう。

◆おすすめサブ教材

① TAC「スピード問題集」シリーズ(一次試験対策)
② TBC「速習テキスト」シリーズ(一次試験対策)
③ 同友館「過去問完全攻略」
④「ふぞろい」シリーズ(二次試験対策)
➄「財務三表一体理解法」(財務会計対策)

私は途中で迷走して上記の教材をすべて買ってしまいましたが、①~③はどれかひとつでよかったかなぁと思っています。
ちなみに、すべて中古で大丈夫です。最新版である必要はないので、ブックオフなどで状態のいいものがあれば買いです。
昨年までは上記の記載にしておりましたが、最近は傾向が変わってきているので最新版の購入をおすすめします。

最新の試験については上記の記事にまとめていますので、ご参考にしてください。

 

2)模試代(2回目)

模試は二回受験することをおすすめします。
上記のようにメイン教材として『STUDYing(スタディング)』を使用している場合は、追加でもう一つ受験するとよいでしょう。目的は他の受験生のレベルを知ることです。

ちなみに、スタディングの模試ともう一つ模試を受験するならば「LEC」の「一次ステップアップ模試」をおすすめします。

その理由は、実施時期が他の予備校の模試と比較して早いからです。
模試の価値はその後の復習にあります。ギリギリに受験しても十分な復習ができません。
そのため、早い時期の模試であることが大きな価値を生むのでsう。

難易度は非常に高いです。受験生内の偏差値も低く、諦めかけましたが結果として気が引き締まったため、この模試を受験してよかったと思います。
価格は5,000円でしたので自分の出せる費用から検討してみてください。

3)電卓

二次試験は電卓の持ち込みが可能です。
自分専用の電卓がない方は購入するとよいでしょう。

電卓なんかなんでもいいと思っていませんか?
僕も最初はそう思っていましたが、とんでもありません。

メモリ機能や四捨五入機能などがついた電卓を持っていないと二次試験のステージにも立てないほど、電卓は最も重要な武器です。

事例4の合否を分けます。

一次試験合格後に必要になりますので、こちらも想定しておいた方がよい費用です。

 

中小企業診断士合格に効果がある費用

1)腕時計

腕時計は、カウントダウン機能があるデジタル時計がおすすめです。

一次試験も二次試験も時間との勝負で済んで、ぱっと見で残り時間がわかると便利です。

が、お手持ちの時計で十分という方は買う必要はありません。

2)文房具

一次試験はシャーペンと消しゴムだけあれば十分ですが、二次試験では与件分の読解を助けてくれるカラーペンが必要になります。

ただ、シャーペンだけでも大丈夫という人もいますので、こちらも必須ではありません。

練習問題を積み重ねる中で必要に迫られたら適宜買い足してください。

中小企業診断士合格までに省きたい費用

最後に、できれば省きたい費用です。

もっとも避けたいコストは「喫茶店代」です。

わたしの仕事終わりの学習は、会社近くの喫茶店で行っていました。

家に帰ると、子供の相手をどうしてもしてしまい、思うように学習が進まなかったからです。

また、意志の弱さもあり、家に帰るとリラックスムードになってしまい学習が手につかないこともありました。

しかし、合格後に喫茶店代にいくらかかったのかを試算した結果、愕然とする金額になっていました。

中小企業診断士スタバ3万円以上も喫茶店代にかけていたのです。

必要な経費だったと合格した今は割り切れますが、無意識に支払っているコストになっているケースがありますので、喫茶店で学習を考えている方は注意してください。

最低費用で合格することを目指すなら、図書館が開いている時間に帰れる場合は図書館の利用や、家での勉強スペースを設けさせてもらうなど工夫をしてみることをおすすめいたします。

中小企業診断士に10万円以下で合格する方法

ここまでを踏まえて、中小企業診断士に合格できる最低費用プランをご紹介いたします。

受験料とメイン教材費だけで合格するパターンです。

受験料+メイン教材費の10万円で難関資格をゲットできれば、これ以上の費用対効果はありません。

最低費用でかつ『合格する』ポイントは、下記の通りです。

費用10万円以下で合格する方法
1.コストパフォーマンスの高い通信講座を使用する
2.メイン教材を信頼して徹底的に使い倒す
3.無料のサイトを活用する
1.メイン教材は『STUDYing(スタディング)』を使用する

 

1.コストパフォーマンスの高い通信講座を使用する

まず、メイン教材は「スタディング」、もしくは「診断士ゼミナール」を使用してください。

中小企業診断士の通信講座は他にも「クレアール」や「ユーキャン」などがありますが、7万円以下で学習効果が高い通信講座は上記の2講座です。

ふたつの通信講座のうち、どちらかを選ぶとしたらスタディング「1次2次合格スタンダードコース」 57,900円:税抜)を使ってください。

なぜならアプリが充実しており、忙しい社会人のスキマ学習に大きな強みを持っていますし、1年で合格することを考えると最もコストを抑えられるからです。

このコースには模試が付いていませんが、なんと1,000円ほどで追加購入できます。

ちなみに筆者もこの教材を使用して合格しています。

これで、(受験料)31,000円+(教材費)57,900円+(模試代)1,000円=91,000円ほどで済みます。

残った9,000円は、良い電卓を持っていない人は電卓を買ってください。

筆者は電卓への投資が一番コストパフォーマンスが高いと思います。

 

2.メインの教材を信用して徹底的に使い倒す

これが一番高いハードルなのですが、学習を進めていくと、自分の使っている教材への不信感が出てきます。

本当にこの教材で合格できるのか、この教材では合格するための対策が不十分ではないか、不安になります。

その結果、ネットサーフィンをし始めて、情報に踊らされて不要な教材を買い足してしまいます。

すると、どんどん合格への費用がかかってしまいます。

わたし自身もそうでした。

合格してみるとわかりますが、自分の教材をマスターしておけば、最低限正解しなくてはならないレベルの問題はちゃんと解けるようになります。

そして、教材をしっかりマスターしてるのに見当もつかない問題は、受験者みんなが解けない問題なのでどんな対策をしても解けない問題です。無視すべきです。

最低費用で合格するために最も必要で、かつ難しいのがこの「自分の教材を信じること」です。

信じて使い倒すことができれば、合格への近道にもなりますし、費用も抑えることができるのです。

 

3.無料のサイトを活用する

中小企業診断士の学習をしていると、教科書を読むだけでは理解できない難しい語句や論点があります。

特に経済学などは、一読しただけで図表を理解するのは至難の業です

このような時に役立つのは無料のサイトです。

ネットで調べれば、専門サイトにわかりやすい説明をしてくれていることが多くあります。

本を買ったりしなくてもこのようなサイトで調べられることが沢山あります。

費用を抑えるためには是非役立てましょう。

学習に役立つ無料のサイトをまとめていますので、こちらも参考にしてみてくださいね。

【経営情報システム編】中小企業診断士独学に役立つ無料サイト集

【経済学・経済政策編】中小企業診断士独学なら無料サイトを活用しよう!

まとめ~中小企業診断士独学にかかる費用~

以上、中小企業診断士に独学で挑戦するためにかかる費用を公開いたしました。

中小企業診断士は予備校に通学すると30~50万円ほどの費用がかかってしまいます。

通信講座を中心とした独学ならば10万円ほどからチャレンジすることが可能です。

学習開始時期や進捗状況、キャパシティと相談しながら最適な教材を選んでいってください。

みなさんの学習が合格につながることを応援しております!

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