ちょっと待った!中小企業診断士のテキストの買い直しは不要ですよ!

中小企業診断士試験は難関資格ですので、ストレート合格できる方は一握りです。

2年目以降も再チャレンジする場合に気になるのは、前年のテキストを使い続けてよいのかということです。

もし、中小企業診断士のテキストをそのまま使っても合格できるのなら、費用が抑えられるので助かりますよね。

今回は、中小企業診断士のテキストを買い直しは必要なのかについて検証していきます。

是非、最後まで読んでみてくださいね。

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テキスト買い直しのメリット

テキストを買い直すメリットを考えてみましょう。

最新版のテキストに買い直すメリットは以下のようなものが挙げられます。

テキスト買い直しのメリット
・最新の傾向を踏まえた学習が可能
・気持ちを心機一転できる
・多少、安くテキストを買い揃えられる

最新の傾向を踏まえた学習が可能

中小企業診断士試験では、毎年、少しずつですが新しい傾向の問題が出題されます。

イメージとしては1科目に1~2問ほどでしょうか。

最新のテキストを購入すれば、これらの新しい傾向の問題への対策が盛り込まれた学習をすることができます。

参考書の出版社は新しい傾向の問題を出来るだけ盛り込んで最新版を出版するからです。

前年の傾向を踏まえた学習をしたいという方であれば、最新版のテキストに買い直すのはメリットがあるでしょう。

気持ちを心機一転することができる

あくまで気持ちの問題ではありますが、新しいテキストに買い直すと気持ちをリセットすることができます。

一度不合格になってしまうと、その時使っていたテキストはなんとなく縁起が悪いような気がする方もいると思います。

もしくは、今一つ本気で試験に向き合うことができずに不合格になった方は気持ちを入れ直す必要があるかもしれません。

そんな時にテキストを改めて買い直せば、もう一度初心に戻って学習に取り組むことができます。

ゲン担ぎをして試験へのモチベーションが高まるのなら、テキストの買い直しにはメリットがあると言えるでしょう。

多少安くテキストを買い揃えられる

これは前年に使用したテキストに書き込みなどをしていない場合のお話です。

最近はメルカリなどC to Cのプラットフォームが増えており、中古のテキストを売り買いする環境が充実しています。

このように前年のテキストを出品している人は多くいらっしゃいます。

うまくテキストを販売することができれば、新しいテキストを買い直す費用を浮かせることができます。

テキストをきれいに使っている方なら、検討しても良いかもしれません。

テキストを買い直す必要は本当にある?

上記のようなメリットはありますが、果たしてテキストを買い直す必要は本当にあるのでしょうか。

結論から言えば、テキストを買い直す必要はありません。

なぜなら中小企業診断士試験に合格するコツは最重要・最頻出論点を確実に得点することだからです。

そして、それらの最重要・最頻出論点はこの10年間ほとんど変わっていないからです。

つまり、1年や2年で学習範囲が大きく変わることはまずあり得ません。

確かに毎年、いくつか新しい論点の問題が出題されているのは事実です。

しかし、その新しい論点の問題が毎年のように出題されることはほぼありません。

ですので、どこのテキストも新しい論点を予想するよりも最重要・最頻出論点に絞って学習することを提言しています。

1年や2年で学習範囲が大きく変わることはない限り、新しいテキストを買い直す必要はないと言えるでしょう。

それでもテキストを買い直すべき場合とは

上記のように、基本的には中小企業診断士試験のテキストは買い直す必要はないと言えます。

ただし、下記のような場合にはあえてテキストを新しく購入する必要があります。

是非、チェックしてみてください。

二次試験のテキスト

二次試験のテキストについては、毎年購入したほうがよいでしょう。

なぜなら、二次試験の問題の傾向は一年で大きく変わるケースがあるからです。

事例3などはいきなり図表問題が出されるようになったり、突然それがなくなったりします。

また、二次試験には公式の模範解答の開示がありませんので、前年の模範解答(に近いと思われる解答)を知るには『ふぞろい』などのテキストを購入するしかありません。

二次試験については前年の傾向を知ることの重要性が非常に高いため、改訂版や最新版を買い直すメリットが大きいと言えるでしょう。

購入から数年たっている場合

例えば、数年前に中小企業診断士に挑戦していて、何年かお勉強をお休みしていた場合。

こういった場合には新しいテキストを買い直した方がよいでしょう。

1~2年で大きく傾向は変わらないと言いましたが、さすがに3年以上経過していた場合には若干傾向が変わっている可能性があります。

あるいは、出題される論点自体は変更がないものの、対策の優先順位は変わってきているかもしれません。

購入してから3年以上経過しているような場合にはテキストを買い直すことをおすすめいたします。

まとめ~テキストは買い直さずに費用を抑えよう~

中小企業診断士試験に限りませんが、資格挑戦は何かとお金がかかります。

試験料金だけでも1次2次あわせて3万円ほどかかりますし、教材を買い足していくとすぐに数万円となります。

ですのでテキストの買い直しなどせず、不要な出費は出来るだけ抑えていくことをおすすめいたします。

また、複数年で挑戦する方は、通信講座を購入することを検討するのもよいでしょう。

通信講座の中には、一度購入すれば数年間は更新料金がかからない通信講座もあります。

最初の出費はありますが、長期で見れば安上がりのケースもあります。

詳しくは下記の記事も読んでみてください。

みなさんの努力が実を結びますように!
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