中小企業診断士取得は再就職に有利⁉その３つの理由とは！

景気が回復し、雇用も増えてきているとは言え、再就職はなかなか難しいといわれます。

それは、『仕事自体はたくさんあるのに自分のこれまでのスキルやキャリアを活かした職場は少ない』からです。

また、そのような職が見つかったとしてもそこへ再就職するためにはかなりの激戦を勝ち抜く必要があります。

そんな時にあなたの人財としての魅力を証明してくれるものが『資格』です。

中小企業診断士はビジネスパーソンが取得したい資格No.1に選ばれたこともあり、面接を有利に進める材料になります。

その理由としては、下記のようなものが挙げられるでしょう。

今回はこれらの理由について詳しく解説していきます。

再就職を有利に進めたいという方は是非読んでみてくださいね。

中小企業診断士について詳しく知りたいという方は、まずはこちらの記事を読んでみてください。

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① ビジネス知識が豊富であることの証明になる

再就職先を探すときには、自分の知識、スキルのアピールが重要ですが、中小企業診断士試験に合格しているということは、知識のアピール面で非常に有利になります。

中小企業診断士１次試験の試験科目はなんと７科目。

それぞれの科目は、

です。

かなり多くのジャンルにまたがっていることがわかります。

中小企業診断士の一次試験に合格するためには、これらの科目についてざっくりと他人に説明できるレベルの理解度が必要になります。

ビジネスをしていると、これらの知識はありとあらゆる場面で必要になります。

『今まで生きてきて、経済学や情報システムの知識なんて必要だったことなんてないよ』

と思う方もいるかもしれませんが、それは『必要なことに気づいていなかった』だけです。

中小企業診断士資格を持っていることは、ビジネス知識をオールマイティに習得していることの何よりの証明になります。

志望者を振り分けるときに、この観点は必ず重視されることでしょう。

② 前向きに努力できることの証明になる

再就職にアピールする際には、能力だけではなく自分のパーソナリティも重要になります。

その部分でも中小企業診断士試験に合格していることは、アピールポイントになることでしょう。

中小企業診断士試験は1年に1度しかないため、学習期間は最低でも1年間にわたります。

さらには、合格するために1000時間の勉強時間が必要とも言われています。

1000時間を1年で捻出するには、少なくとも1日３時間程度の学習時間を確保し続けなくてはなりません。

これを継続することは、簡単ではありません。

現に、私が『中小企業診断士試験を経て最もよかったことは何ですか？』と聞かれれば、『継続して努力する習慣ができたこと』と答えるでしょう。

私は昔からなんでも長続きせず、途中で放り投げてしまうタイプの人間でした。

しかし、中小企業診断士試験の受験勉強を経て『続ける』ことを身につけられました。

知識も、ビジネススキルを得られたことももちろん重要ですが、この『継続して努力する習慣』が出来ると人生が変わります。

企業側も『継続的に、前向きに努力ができる』人材を必要としていますし、企業側も中小企業診断士試験が難関資格であり、かなりの努力を必要とすることを知っているでしょう。

その点で、中小企業診断士試験に合格していることは大変有利にはたらくことでしょう。

③ 企業も有資格者を欲しがっている

最後は、あなた自身のスキル・パーソナリティに加えて資格のパワーが再就職を有利にしてくれます。

中小企業診断士は国家資格であるため名刺に堂々と肩書きを書くことができます。

世間的に『難関資格』と位置づけられており、名刺に『中小企業診断士』と書いてあるだけで一目置かれます。

特にビジネスパーソンには効果大で、企業の上位層との面会の際には、自分が中小企業診断士というだけでこちらの話を真剣に聞いてくれる土台ができます。

ビジネスシーンでは話を聞いてもらう土台を作るまでが大変なので、難しい過程をひとっ飛びできるだけでかなり有利になります。

社内に中小企業診断士がいるだけでビジネスの成功率が高まるため、有資格者は非常に魅力的な人財にうつります。

大きな企業ほどその効果を知っているので、中小企業診断士資格は再就職選考を勝ち抜いていくために有利にはたらくことでしょう。

まとめ～中小企業診断士は再就職に役立つか～

以上、中小企業診断士が再就職に役立つかについて考察してみました。

こちらの記事『中小企業診断士は新卒就職に有利なのか⁉現役採用担当者に聞いてみた！』にも書いたとおり、人事部にいる同期にもインタビューして検証しているので的外れではないでしょう。

これから再就職を目指すみなさんのお役に立てたら幸いです。