【完全版】中小企業診断士通信講座ランキング!合格できるのはどれ!?
中小企業診断士は自分をもっと高めたいビジネスパーソンを中心に非常に人気のある資格です。
2023年度試験では過去最高の受験者数となり、ますますその人気は高まっています。

中小企業診断士に合格するためには3つのパターンがあります。
ひとつは、予備校に通学するパターン。ふたつめは市販の教材を購入して完全独学するパターン。
そして、通信講座を利用するパターンです。通信講座のメリットは、仕事や家事で決まった時間に予備校へ通学できない人でもしっかりとしたカリキュラムに沿って学習できることです。

中小企業診断士は通信講座でも十分に合格を勝ち取ることができる資格です。
私自身も通信講座を利用して合格を勝ち取っています。
最近の通信講座のカリキュラムは、モバイル対応やアプリによって進化したことで、予備校通学と変わらないレベルで学習ができるようになっているからです。

ただし、中小企業診断士の通信講座も各社特徴があり、教材や価格、学習スタイルに違いがあります。
そこで今回は、教材の質の高さや価格など、通信講座を選ぶ際に考えるべきポイントごとに通信講座を徹底的に比較してみました。
あなたの通信講座選びの参考にしていただけたら幸いです。

 

当サイトでは、3つのポイントで中小企業診断士の通信講座を比較しています。

中小企業診断士の通信講座のおすすめをしりたい!

というあなたはこちらからお読みください!

中小企業診断士の通信講座は教材の内容で選びたい!!

というあなたはこちらからお読みください!

中小企業診断士の通信講座はコスパで選びたい!

というあなたはこちらからお読みください!

中小企業診断士 通信講座おすすめランキング

中小企業診断士の通信講座を教材の内容と価格を徹底的に分析して、客観的におすすめできる通信講座をランキング形式でご紹介いたします。

中小企業診断士の通信講座のおすすめを知りたい!

というあなたに向けた内容になっています。

では、早速おすすめランキングの発表です。

 

中小企業診断士の通信講座おすすめランキング
順位 通信講座名 教材の充実度 価格

1位
スタディング

4.8pt

4.7pt


2位
診断士ゼミナール

4.2pt

4.9pt

3位
クレアール

5.0pt

2.5pt

4位 ユーキャン

3.6

3.5pt

※ユーキャンは中小企業診断士の講座を廃止しました。

 

1位 スタディング

いま最も勢いのある通信講座がこれ!!

質とコストが高いレベルでバランスが取れた教材。その最も大きな特徴は『スキマ時間の活用』
忙しい社会人が効率的に学習できることにこだわりぬいた教材とサービスを提供している。
特にモバイルアプリの完成度は高く、講義・問題集はもちろん、学習時間管理まで一元的に管理できる。

価格も初期投資額としては通信講座の中で最も安い

初学者には最もおすすめできる通信講座である。

おすすめコース
1次2次合格コース『スタンダードコース』 

価格:53,900円(税込)
教材:テキスト(WEB・PDF)、講義動画、問題集、過去問集
サービス:完全アプリ対応、無料体験、合格祝い金、割引クーポン、翌年継続割引、分割払い

【口コミの紹介】

テキストや問題集、過去問集などすべての教材がスキマ時間学習に最適化されているから、仕事や家族サービスの時間を削らずに資格学習を続けることができた!
価格が安く、分割払いできるため月々のお小遣いの範囲内で合格することができた!
アプリがとにかくすごい。テキスト・動画・問題集・過去問すべてがアプリ内で完結していて、さらに学習時間管理までできる。

問題集の内容が少しやさしすぎる気がしました。(本試験の意地悪さと比べると)
講義動画をアプリにダウンロードし忘れると、通信環境の影響を受けやすいです。
価格の安さから『ミニマムコース』を購入したら、教材が不十分と感じ、教材を追加購入したら結局割高に…。

お得な情報

スタディングは無料登録をすることで、5~10%の割引クーポンを入手することができます。
無料登録をすれば、講義動画や問題集などすべての教材を試すことができ、話題のアプリも利用可能になります。
無料登録はメールアドレスとパスワードを入力するだけでOK。
住所や電話番号などの個人情報を入力しないので、しつこい勧誘などを受けることもありません。
中小企業診断士の通信講座を検討している方は、必ず無料登録をしておくことをおすすめします!

 

 

2位 診断士ゼミナール

価格に徹底的にこだわった教材!

「診断士ゼミナール」の最大の特徴は、低価格で購入できるということ。

購入時に支払う金額が安いことはもちろん、合格した場合に支払った金額が一部返金される「合格祝い金制度」、一年で合格できなかった時の「無料延長制度」など、他社と比較して価格面でのサービスが充実している。

さらに、2021年度からは一定程度の点数を獲得した不合格者に対して「不合格者返金制度」を業界で唯一設けています。

教材の内容についても、アプリがない点でモバイル対応が少し弱いものの、十分なクオリティがある。

一年で絶対に合格する自信がある方や、多年度合格を考えている方に最もおすすめできる教材である。

おすすめコース
1次2次試験プレミアムフルコース
価格:54,780円(税込)
教材:テキスト(WEB)、講義動画、問題集、過去問集
サービス:無料体験なし、お試しページあり、合格祝い金、翌年継続割引、分割払い

【口コミの紹介】

2~3年かけて合格する計画なので、3年間受講延長制度で2年目、3年目が無料延長できるのは大変ありがたいです。
合格すれば合格祝い金として3万円が返ってくるのはモチベーションになりました。
講師による解説形式の映像講義がとても分かりやすく、何度も聞きなおすことでインプットが効率的にできました。

モバイル対応がイマイチかな。問題集が冊子なのでちょっとしたスキマ時間に問題を解くことができない。
映像講義はテキストを読み終えていることを前提としているので、予習を忘れると学習が停滞した。不規則な仕事をしている人には向かないかも。
学習時間管理機能はないので、別のアプリを併用する必要がありました。

お得な情報

現在、「合格祝い金3年間延長」キャンペーン中です。
申し込みから3年間以内に合格することで、3万円の合格祝い金をゲットすることができます。
無料延長期間も3年なので、3年間以内で合格できれば大変お得になっています。

 

 

3位 クレアール

教材が最も充実している通信講座!

クレアールの特徴はは教材の充実度です。
他の通信講座の追随を許さないほどバリエーションに富んだ教材を提供しています。
特に充実しているのは、問題集です。
重要な論点について「1000問ノック答練」で知識の強化を図ったり、オリジナルの過去問をベースにして表現や切り口を変えた「過去問リバイバル答練」で真の理解度を試すことができます。

その分、価格も他の通信講座と比較しすると高めではありますが、徹底的にボリュームをやり切りたい、という方におすすめできる通信講座である。

おすすめコース

一次二次速修コース
価格:150,000円(税込)
教材:テキスト(WEB・PDF・冊子)、講義動画、問題集、過去問集
サービス:、無料体験(HP上)、合格祝い金なし、割引、翌年継続割引あり、分割払い可

【口コミ紹介】

答練がとにかく充実しており、アウトプットすることで記憶を定着させられました。特に「1000問ノック答練」は圧巻でした。
問題集はWEB上で解答することができ、スキマ時間を有効に活用することができました。
テキストが薄くて持ち運びやすい!中小企業診断士試験は科目数が多いので、テキストが薄いのは地味ですが重要なポイントかも。

いろいろな選択肢があるのは良いけど、多すぎてよくわからない。結局、選びきれずに他の通信講座にしました。
高すぎる!!値引きがあるにしても10万円前後の教材購入はためらってしまう。。。
教材が充実すぎて、ボリュームについていけない。カリキュラムすべてを消化しきれないかも。

お得な情報

クレアールは、教材やカリキュラムが充実しており、自分に適したコースを選ぶために資料請求をおすすめします。
登録は無料ですし、公式HPでは講義動画や問題集のお試しも可能です。
クレアールでの受講の前に、お試し体験や資料請求で自分に合っているかを確認しましょう。

 

 4位 ユーキャン
 

資格の通信講座で最大手。

通信教材で資格をとるといえば「ユーキャン」というほど通信教材業界最大手だが、中小企業診断士の講座も提供している。

正直、教材的にも価格的にも特徴がなく、大手の知名度で勝負している印象である。

大手だと安心、という方にはおすすめ。

おすすめコース
「中小企業診断士合格指導講座」
価格:98,000円(税込)
教材:テキスト(WEB・PDF、冊子)、講義動画、問題集、過去問集
サービス:アプリ対応、分割払い可、1週間以内返品可能

 

 

中小企業診断士の通信講座を教材の内容で選ぶ

中小企業診断士の通信講座を教材の内容で比較していきます。

中小企業診断士の通信講座は教材の内容や使いやすさで選びたい!

という方向けの内容になっています。

中小企業診断士へ通信講座での挑戦を考えている方の主な選択肢である、以下の4つの通信講座の教材について比較したいと思います。

受講生5万人突破!いま最も勢いのある教材

 『STUDYing(スタディング)』

通信講座の価格破壊!

 診断士ゼミナール

圧倒的な選択肢が魅力!

 クレアール

『資格の通信講座』といえばここ!!

 ユーキャン

比較するポイントとしては、以下です。

比較ポイント
・講義動画の内容
・問題集の内容
・過去問集の内容
・アプリの有無

学習に直接的にかかわりの強い上記のポイントで比較してみましょう。

中小企業診断士 通信講座の教材の比較

それでは、各通信講座の各教材を比較していきたいと思います。

講義動画の比較

スタディング・診断士ゼミナール・クレアールの講義動画は体験できる部分はすべて視聴しましたが、クオリティには大きな差はありません。
※ユーキャン体験ページがないため、評価できませんでした。

ただし、動画の内容については以下のような違いがありました。

スタディングの講義動画⇒テキストの読み上げメイン

診断士ゼミナール・クレアール⇒講師による解説メイン

スタディングは、付属のテキスト本文を読み上げが主な動画の内容になっています。

理解を促す図表とともに、テキストの内容を視覚的・聴覚的にインプットを促してくれます。

診断士ゼミナールとクレアールの動画はテキストの内容の解説講義です。

テキストをあらかじめ読んである前提で、講師が重要なポイントを解説してくれるスタイルです。

テキストの読み上げ形式と講義動画形式のそれぞれのメリット・デメリットは以下のようなことが挙げられます。

読み上げ形式のメリット・デメリット

【メリット】
・事前の予習が不要で講義動画視聴から学習を開始できる。
・耳からだけでも学習ができる。
・テキストの内容を抜け・漏れなく学習できる。
【デメリット】

・講師の解説ではないので不明点は自分で解決が必要
・学習効率を上げるためには復習が必要
・マンネリすると眠くなる場合あり。

講義形式のメリット・デメリット

【メリット】
・予習して講義を聴くため理解がしやすい。
・講師の解説がメインなので重点論点の理解が深くなる。
・口語なので眠くなりにくい。

【デメリット】
・予習必須なので予習を忘れると学習が停滞する。

・耳から聞くだけでは理解がしにくい。
・テキスト内容をすべて解説するわけではないため、知識に抜け漏れがでやすい。

以上のメリット、デメリットを踏まえて、教材の合う・合わないタイプを簡単に言うと、

復習重視タイプ⇒テキスト読み上げ形式がおすすめ(スタディング)

予習重視タイプ⇒講義形式がおすすめ(診断士ゼミナール・クレアール)

です。

例えば、私は朝一番の学習が通勤中の動画視聴(=予習ができない)なので、講義動画からテキストのインプットができるスタディングを選びました。

家に帰った後にテキストを再度読みこみながらノートに要点をまとめて理解を深めていく復習スタイルが合っていました。

また、仕事の都合で夜に学習できないことも考えられたので、講義タイプの教材だと夜の予習を飛ばした場合に、翌日の朝の講義動画が見る意味が薄くなり、学習が停滞するリスクが大きいと判断しました。

そのため、テキスト読み上げ形式ならば、夜の復習を飛ばしても最悪、次の講義に入っても学習を進められため、テキスト読み上げ形式のスタディングを選びました。

しかし、あくまで私の一例ですので、ご自身の学習スタイルに合わせて選択するとよいでしょう。

 

講義内容的にはどの教材も、『この内容では合格は厳しい』というものはありませんのであとは無料体験講義を試して、自分と合ったものを選ぶとよいでしょう。

参考までに、各社の教材を無料で体験できるページのリンクを下記に添付します。

中小企業診断士通信講座 無料体験ページまとめ

通信講座名 ページリンク 備考
スタディング スタディング無料体験登録ページ 無料登録で体験可能(アプリも利用可能)
診断士ゼミナール 診断士ゼミナール体験ページ WEBページ上で視聴
クレアール クレアール体験ページ WEBページ上で視聴
ユーキャン 体験ページなし(購入後、返品可能)

どの教材を選ぶにしても、必ず無料体験をしてみることをおすすめします!

 

問題集の比較

問題集についても講義動画と同様で、レベル的にはどれが優れている、劣っているというのはなさそうでした。

良くも悪くも中小企業診断士の問題集は難易度や範囲は似通ってきています。

例えば、市販品では、同友館『完全マスター』シリーズは難易度・カバー範囲が広い印象ですが、それ以外のものはTAC『スピ問』のレベル感・範囲で統一されている印象です。

同様に通信講座の問題集のレベル感もほとんど同様と言ってよいでしょう。

よって、比較するべきは下記のような点になるでしょう。

問題集・過去問集ともに揃っているか

過去問集は何年分か、テーマ別か年度別か

モバイル対応の有無

無料体験できるか

これらの一覧表が下記になります。

中小企業診断士通信講座 問題集まとめ

スタディング 診断士ゼミナール クレアール ユーキャン
問題集 『スマート問題集』 『問題演習講座』 『1000問ノック答練』 『科目別問題集』
出題数 417問 1000問 不明
問題集モバイル対応 講義動画のみ ×
過去問集 『過去問セレクト講座』 『過去問題集』 『過去問題集』 『過去問題集』
過去問集のタイプ テーマ別
年度別
テーマ別 テーマ別
年度別
不明
過去問採用年数 18年分 5年分 18年分 不明
過去問集モバイル対応 × × ×
無料体験 ×

 

スタディングの問題集・過去問集

まずは、スタディングの問題集と過去問集について解説します。

スタディングの問題集・過去問集はWEB上もしくはアプリ上で解答するタイプで、冊子はありません。

スタディングの問題集は動画講義の内容を復習・定着させる役割を担っており、動画講義を視聴した後に、その日の講義のテーマについての問題が約10問程度出題されます。

また、間違えた問題や気になる問題はチェックを入れてストックしておき、その問題だけを復習する機能があります。

過去問集は「過去問セレクト講座」と「一次試験年度別過去問題集」の2種類が用意されています。

「過去問セレクト講座」はその日の動画講義のテーマについての過去問が数問、出題されます。

こんな感じです。

いわゆるテーマ別タイプの過去問集です。

一方、「一次試験年度別過去問題集」も直近2年分が用意されています。

テーマ別の過去問題集には、年度別で解答した時に解説を参照しにくい、という欠点がありますが、このサービスは解答も年度別でついていますので、その欠点を補ってくれるでしょう。

総合的に見ると問題集・過去問集は非常に充実していると言えるでしょう。

 

診断士ゼミナールの問題集・過去問集

診断士ゼミナールの問題集は、冊子の問題集です。

携帯デバイス上で問題を回答することができませんので、スキマ時間活用のためのモバイル対応対応という点では、遅れを取っている印象です。

問題集の解説動画については、モバイル上で視聴することができますので家で問題集を解答⇒通勤時間などで解説動画を視聴、という勉強スケジュールが良いかと思います。

内容は、過去問17年分を分析したうえで、頻出論点に絞って重点論点の強化を目指して作成されています。

診断士ゼミナールの過去問題集も問題集と同様に冊子タイプであり、こちらは講義動画はありません。

この過去問集は年度別で、5年分の過去問集です。

後述するクレアールの過去問題集のクオリティと比較すると劣る印象ですが、年度別ならば5年分も解けば対策としては充分でしょう。

ただし、テーマ別に過去問を解きたいという時には市販の教材を買い足す必要があります。

おすすめは同友館「過去問完全マスター」ですが、ちょっと高いのでTACの「中小企業診断士 最短合格のための 第1次試験過去問題集」でも十分です。

 

クレアールの問題集・過去問集

クレアールは問題集はWEB上で解答するWEBテスト形式、過去問集は冊子で学習する形式です。

問題集は『1000問ノック答練』という名前の通り、1000問もの問題がその日学習したテキストテーマとリンクして出題されます。

解答はWEBシステムで行い、間違えた問題にチェックを入れて後から復習することもできます。

クレアールの過去問集はテーマ別に編集されたタイプになっています。

また、過去問集は冊子のみですので、スキマ時間で解答するのにはあまり適していません。

しかし、クレアールの過去問集の内容はかなり優れていると言える特徴があります。

まず、学習レベルに合わせて編集された「重要度A・Bランク過去問題集」と「重要度Cランク過去問題集」の2冊の冊子が全員に送付されるということです。

初学者や時間があまりない受講者は出題頻度の高い「A・Bランク」を徹底し、多年度生や学習開始時期が早い受講者は「Cランク」の過去問集に取り組む、という自分の状況に合わせた学習スタイルを取ることができます。

これらの過去問題集はテーマ別に編集された問題集です。

一方、過去問を年度別に解きたい受講者用に、出題年度別に問題と解答・解説が用意されている「2Way過去問学習方式」というサービスがあります。

テーマ別過去問題集のほかに、自分の実力チェックのために年度別で時間内に解答する練習もしてみたい、という受講者のためのサービスです。

「スタディング」もテーマ別と年度別の2種類の過去問集がありますが、スタディングの年度別過去問集は直近2年分であるのに対し、クレアールの年度別過去問題集は5年分です。

さらに、「1次過去問リバイバル答練」という教材があります。

個人的にはこの教材に最もグッと来たのですが、なんとクレアールでは過去問をベースにして、問題の言い回しや選択肢の順序を変えた、オリジナルの過去問集を作っています。

それが「1次過去問リバイバル答練」です。

テーマ別の過去問題集を何度も学習していると、年度別に過去問を解いた際になんとなく答えを覚えてしまっていることがあります。

それでは自分の実力を正確に把握することができません。

「1次過去問リバイバル答練」は、実際の本試験の問題から微妙に視点をズラしてあるので、問題の暗記ではなく、その論点を本当に理解できているかを測ることがでるのです。

以上のように、過去問を使った学習についてはクレアールは大きな強みがあると言えると思います。

 

ユーキャンの問題集・過去問集

ユーキャンには問題集・過去問集どちらもコースについてきます。

後述のとおり、アプリにも対応しています。

しかしながら、ユーキャンは無料体験がなく、問題集・過去問集についての情報は得られませんでした。

一度購入して、7日間は返品可能なので取り寄せて研究して返品しようかとも考えましたが、あまりにも人道に外れていますので考え直しました。

よって、どのような特徴があるかは不明です。

 

アプリ対応比較

昨今、資格学習におけるアプリの活用は非常に重要になってきています。

資格学習でアプリを使うメリットとしては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

アプリのメリット
・通信環境がない場所でも学習ができる(ダウンロード機能付きの場合)
・サイトにアクセスしてログインする必要がない
・学習時間を一括で管理してくれる

通信講座といえば『講義動画』ですが、ほとんどの通信講座はこの『講義動画』をネット通信で見ることになるで、しょう。

家の中などWifi環境下で視聴すればかなりスムーズですが、通勤時間帯などでは通信が遅くなる場合があります。

学習アプリがあると、このアプリの中に『講義動画』をダウンロードしていつでも視聴することができるのです。

また、アプリがあるとモバイルのホーム画面から1タップで学習を開始することができます。

これによって学習のハードルを大きく下げることができるのです。

自分の学習時間の記録のために『Study plus』などのアプリを併用している方も多いでしょう。

通信講座のアプリによってはこの学習時間も記録してくれるものもあり、一括で学習と時間管理を行うことができます。

以上のように学習を進めるうえで大きなメリットがあるアプリですが、このアプリサービスを持っている通信講座はどれでしょうか。

各通信講座アプリ対応一覧表

通信講座名 スタディング 診断士ゼミナール クレアール ユーキャン
アプリ対応 ×

現在、アプリ対応を完全に行っているのは『スタディング』と『ユーキャン』です。

ユーキャンのアプリは「デジタルテキスト」というアプリで、テキスト・過去問・問題集すべてアプリにダウンロードして学習することができます。

また、ユーキャンには『学びオンラインプラス』という、学習や時間管理ができるサービスもあります。

また、診断士ゼミナールはアプリ自体はないのですが、教材をダウンロードすることで通信環境がなくても学習ができるため△をつけました。

最もアプリ対応が充実しているのはスタディングでしょう。

スタディングのアプリは非常に優れていて、講義動画・テキスト・問題集・過去問集の教材と学習時間の管理をこのアプリ内で完結させることができます。

『講義動画』をダウンロードしておけば『いつでも・どこでも』学習を開始することができますし、学習時間の管理も行ってくれています。

感動したのは、2年前に私が学習した記録もアカウント内に残っていて、表示することができました。

こんな感じです。

学習時間の管理があると、モチベーションにつながります。

そう意味でもアプリ機能があることは大きなメリットと言えるでしょう。

 

中小企業診断士の通信講座を価格で選ぶ

中小企業診断士の通信講座を価格で比較していきます。

手持ちもあまりないから安い教材を使いたい!

という方向けの内容です。

以下4つの中小企業診断士通信講座の価格を比較していきます。

受講生5万人突破!いま最も勢いのある教材

 『STUDYing(スタディング)』

通信講座の価格破壊!

 診断士ゼミナール

圧倒的な選択肢が魅力!

 クレアール

『資格の通信講座』といえばここ!!

 ユーキャン

の4講座、8コースです。

比較の仕方は、

①各通信講座について、おススメのコースを選ぶ

②その上で各コースの価格を比較する

です。

それでは、まずは結論から!

これが決定版!!中小企業診断士通信講座価格比較表

スタディング 診断士ゼミナール クレアール ユーキャン
コース名 ミニマムコース スタンダードコース コンプリートコース 一次二次プレミアムコース 速修冬コース スタンダードコース パーフェクトコース 本科
コース
一般価格 53,790円 63,690円 80,190円 60,280円 150,000円 200,000円 250,000円 98,000円
割引額 5%引き 5%引き 5%引き -5,500円 -51,000円 -68,000円 -85,000円 なし
冊子購入 15,180円 15,180円 15,180円 20,350円 0円 0円 0円 0円
料金合計 65,521円 74,926円 90,601円 75,130円 99,000円 132,000円 165,000円 98,000円
模試代 1,100円 1,100円 0円 5,000円 0円 0円 0円 5,000円
合格祝金 -10,000円 -10,000円 -10,000円 -30,000円 0円 50,000円 60,000円 0円
最終支出 56,621円(税込) 66,026円(税込) 80,601円(税込) 50,130円(税込) 99,000円(税込) 82,000円(税込) 105,000円(税込) 103,000円(税込)

各社、背景が塗りつぶされているのがおすすめのコースになります。

金額はすべて『税込』表記に統一しております。

『料金合計』が、購入の際に支払う金額の総額です。

基本的には、通信講座の購入料金である『料金合計』を参考にしてください。

また、通信講座によっては模試の有無や合格祝い金の有無で合格後までのトータルの費用が大きく変わるものがあります。

それを加味したものを『最終的な支出』としてまとめています。

合格後までのトータルの費用で考えたい、という方はこちらの『最終的な支出』を参考にしてみてください。

中小企業診断士 通信講座を価格で比較する

では、価格表の根拠と各通信講座の料金についての詳細を徹底的にまとめていきます。

通信講座の価格の比較の仕方

中小企業診断士の通信講座の料金を評価するにあたって、考えなくてはならない点はいくつかあります。

通信講座の料金を比較するポイント

① 最もバランスの取れたコースはどれか
② 割引制度があるか
③ 合格祝い金制度があるか
④ テキスト冊子をオプション購入する必要があるか
➄ 模試がついているか
⑥ 分割払いができるか
⑦ 不合格の場合の延長が可能か

最もバランスが取れたコースはどれか

価格を比較するときにまず考えるべきことはこれです。

どの通信講座もいくつかのコースが設けられており、それぞれに価格設定がされています。

通信講座を比較して選ぶ際には、同じグレードのコースを比較しなくては意味がありません。

安いからと言って一番最低価格のコースを選んだけど、問題集や過去問集がついておらず、追加で購入したら結局高くついた

こんなことが結構起こりえます。

そのため、できるだけ条件の合ったコース同士で比較する必要があるのです。

しかし、初学者の方は、どのコースを比較すればよいのかはなかなか判断できないと思います。

そのため、今回は各社の各コースを検証して最もスタンダードなコース=このコースを選んでおけば間違いがないコースを選んでみました。

その基準は以下の点を満たしていることです。

講義動画・問題集・過去問集がすべて揃っているコースであること

これだけですが、基本的に中小企業診断士の学習はこの3つの教材があれば十分に習得することができます。

ですので、各通信講座でこの3つが揃っているコースで最も値段の安いもの同士を比較するとよいでしょう。

 

割引制度はあるか

通信講座によってはさまざまな割引制度を設けていることがあります。

講座の基本料金は高くても、割引制度やクーポンを使用することで購入価格を抑えることができます。

価格を比較する際には、この割引制度の有無を踏まえて判断する必要があります。

割引制度やクーポンは期間限定のものもありますので注意が必要です。

 

『合格祝い金制度』はあるか

中小企業診断士の通信講座によっては『合格祝い金制度』を設けているものがあります。

『合格祝い金制度』とは、中小企業診断士試験に合格した場合に一定の金額をキャッシュバックしてくれるサービスです。

基本的には、合格体験記を提出する必要がありますが、利用しない手はありません。

この『合格祝い金制度』は通信講座によって、返ってくる金額や条件も違いますので、ここも考慮すべきです。

ただ、念頭に置くべきは中小企業診断士試験は最終合格率5%の試験ですので、『合格祝い金』は極端に言うと95%は返ってこないお金です。

そのため、最初に支払う金額よりは優先度は低く捉える必要があります。

しかし、この合格祝い金を何としても返してもらうんだ!ということをモチベーションにするのも良いかもしれませんね。

 

テキスト冊子をオプション購入する必要があるか

これも重要なポイントです。

どの通信講座も教材にテキストは必ず含まれていますが、デジタル版か冊子版かに違いがあります。

通信講座によっては、基本教材に含まれているのはWEB上や端末にダウンロードして読むテキストで、冊子のテキストは含まれていない場合があります。

WEB上で読めればよいという方は不要ですが、紙のテキストに書き込みをしながら読み進めたいという方は追加で冊子を購入する必要があります。

ですので、このテキスト冊子のオプション料金は比較に含める必要があるでしょう。

ちなみに、どの通信講座のテキストも、PDFから自分で印刷することができますが、紙代+印刷代+手間を足すと冊子をオプション購入したほうが安く済みます。

この点は気を付けてください。(私はこれで痛い目にあいました・・・)

 

模試が付属しているか

中小企業診断士試験の合格を目指す場合に、ひとつかふたつの模試を受験することは必須でしょう。

自分の学習の進捗状況や、苦手論点のあぶり出しに役に立ちます。

そこで、各通信講座に模試が付属しているか、もしくは自社の模試の割引制度があるかが検討ポイントになってきます。

自社で模試を実施していない場合には、外部の模試を受験する必要があります。

中小企業診断士一次試験の模試は5,000円程度が相場ですので、自社模試のあるなしでこの金額の差がでます。

 

分割払いができるか

直接的には、価格に影響しませんが意外と大切なのがこのポイントです。

10万円ちかい金額を即金で支払える方ならば良いですが、私のようにお小遣いの範囲内で合格を目指す方には分割払いができるかどうかは重要なポイントです。

分割払いの仕方にも様々あり、中には分割払いの場合には総額が高くなるケースもありますので注意が必要です。

 

不合格の場合の延長が可能か

中小企業診断士試験は難関試験です。

一生懸命学習しても手が届かないケースも多いでしょう。

その場合、翌年も学習を継続したいところですが、その場合に受講を延長できる制度を設けている通勤講座もあります。

通信講座によって、翌年は低額で延長できるものや、完全に無料で延長できるものがあります。

自信がない場合は保険をかける意味でこれらの制度も加味するとよいでしょう。

しかし、『試合をする前から負けた時のことを考えるやつがいるかよ!』と、退路を断つ考え方もあることは申し添えておきます。

各通信講座の料金比較

それでは、以上を踏まえまして各通信講座の価格比較をしていきたいと思います。

最もバランスが取れたコースはどれか

各通信講座のもっともバランスが取れたスタンダードなコースを選定して、それを中心に比較していきましょう。

スタディング

スタディングの価格比較

教材のモバイルユーザビリティに大きな強みがあるスタディング。

スタディングの価格について、解説していきたいと思います。

最もバランスが取れたコースはどれか

『スタディング』には下記のとおり、『ミニマムコース』、『スタンダードコース』、『コンプリートコース』の3つのコースがあります。

これら3つのコースからどのコースが最も優れたコースなのかを検討してみましょう。

下記の図は、それぞれのコースの価格と講義動画・問題集・過去問集が付属しているかを比較しています。

価格 講義動画 問題集 過去問集
ミニマムコース 53,790円(税込) × ×
スタンダードコース 63,690円(税込)
プレミアムコース 80,190円(税込)

ご覧のとおり、最も低価格な『ミニマムコース』には問題集、過去問集が付属していません。

問題集・過去問集を買い足すにしても、ひとつ上の『スタンダードコース』との差額10,100円を超えてしまうため、この『ミニマムコース』は除外したほうが良いでしょう。

『スタンダードコース』と『プレミアムコース』の違いですが、『プレミアムコース』には①合格模試②Q&Aチケット③直前対策講座が付属しています。

価格差は16,500円(税込)です。

合格模試は、最初から付属していなくても受講生であれば1,000円で追加購入可能です。

また、②Q&Aチケットと③直前対策講座は私が受講していたころにはなかったサービスでしたが、普通に合格できましたので不要だと思います。

価格差16,500円は他の追加教材などに投資したほうが良いと考えますので、

当サイトおすすめコース 『スタンダードコース』

が最も価格とサービスのバランスがとれたコースで間違いないでしょう。

割引制度はあるか

スタディングは、無料登録することで入手することができる『クーポン』によって割引が受けられます。

基本的にはクーポン使用で5%の割引になります。

まれに『合格者〇万人突破記念』や『サービス開始〇年記念』などの特別クーポンが受けられることがあり、その場合には10%割引になります。

ただ、いつ来るのかわからない10%割引を待って購入するのは合格から遠ざかり、本末転倒になるので素直に5%割引で購入するのがベターです。

無料登録をしてみて、まずはクーポンを入手することをおすすめします。

スタディングの無料登録ページはこちらです。

 

『合格祝い金制度』はあるか

スタディングには『合格祝い金制度』があります。

中小企業診断士試験に合格し、アンケートと合格体験記を提出することで10,000円がキャッシュバックされます。

ただし、適応期間は2020年度版なら2020年試験に合格した場合のみになりますので注意が必要です。

 

テキスト冊子をオプション購入する必要があるか

スタディングのテキストはWEB上かPDFをダウンロードして端末で見るか、アプリで見るかになります。

ですので、紙のテキストに書き込みなどしたい場合にはオプションで冊子を購入する必要があります。

料金は15,180円(税込)で購入できます。

私はこのオプションを購入しなかったのですが、テキストのカラープリントと労力でかなり損をしました。

後で印刷するくらいなら冊子を購入したほうが金額的にも時間的にもコスト削減することができます。

 

模試が付属しているか

スタディングには独自実施の公開模試である『合格模試』があります。

この『合格模試』が最初から付属しているのは『コンプリートコース』のみですが、『スタンダードコース』受講生でも1,000円で受験することができます。

通常、一次試験の模試は5,000円ほどですので充分にお得と言えるでしょう。

この『合格模試』の良いところは実施時期が5月と他の予備校の模試よりも早いことです。

模試を早期に受験することで自分の弱点を早期にあぶり出し、じっくり対策することができます。

2020年の中小企業診断士試験は例年よりも1ヶ月実施時期が早くなるので、このメリットはより大きくなるでしょう。

 

分割払いができるか

スタディングの支払いは分割可能です。

分割回数は3回~24回まで可能です。

スタディングは低価格で購入できる通信講座ですが、やはり一括となるとつらいです。

ご自身の状況に応じて利用するとよいでしょう。

 

不合格の場合の延長が可能か

スタディングには受講期間で合格できなかった場合は、格安で翌年度版を購入できる『更新版』があります。

具体的な料金は、

『ミニマムコース』   18,678円(税込)

『スタンダードコース』 21,978円(税込)

『コンプリートコース』 27,478円(税込)

です。

診断士ゼミナールの『無料延長制度』には勝てませんが、延長制度としては充分なクオリティでしょう。

注意点としては、自分が受講していたコースと同じコースしか延長できないことです。

 

スタディングの価格比較まとめ

ここまでの要素をすべて踏まえた、最終的な価格は下記のようになります。

ミニマムコース スタンダードコース コンプリートコース
一般価格 53,790円(税込) 63,690円(税込) 80,190円(税込)
冊子オプション購入 15,180円(税込) 15,180円(税込) 15,180円(税込)
小計 68,970円(税込) 78,870円(税込) 95,370円(税込)
割引適用後 65,521円(税込) 74,926円(税込) 90,601円(税込) 5%割引クーポン使用
模試受験代 1,100円(税込) 1,100円(税込) 0円
合計金額 66,621円(税込) 76,026円(税込) 90,601円(税込)
合格お祝い金 ー10,000円(税込) ー10,000円(税込) ー10,000円(税込)
最終価格 56,621円(税込) 66,026円(税込) 80,601円(税込)

当サイトおすすめの『スタンダードコース』の最終料金は66,026円(税込)となりました。

『スタディング』の魅力は、何といってもモバイルユーザビリティに徹底的にこだわった教材のクオリティです。

スタディングを使用した場合と他の通信講座を使用した場合では、勉強に割ける時間は大きく変わってきます。

教材のクオリティと最安値ではないにしろ、7万円弱という低価格であることはこの通信講座の大きな魅力です。

『スキマ時間』の活用での学習時間の確保に重点を置く方は、スタディングを選ぶのが最も良いでしょう。

 

診断士ゼミナール

診断士ゼミナールの価格比較

中小企業診断士の通信講座として、強い存在感を放っている『診断士ゼミナール』。

そのおすすめコースや価格比較をしていきましょう。

最もバランスが取れたコースはどれか

コース名 価格 講義動画 問題集 過去問集
一次試験コース
一次二次試験プレミアムコース 60,280円
二次試験コース

 

診断士ゼミナールのコースは大変シンプルで、一次試験コース、一次二次プレミアムコース、二次試験コースの3つだけです。

うち、一次試験と二次試験を両方カバーしているのは『一次二次プレミアムコース』です。

よって、今回は『一次二次試験プレミアムコース』を推薦いたします。

当サイトおすすめコース 『一次二次試験プレミアムコース』

このコースをベースにして解説していきたいと思います。

割引制度はあるか

まず、診断士ゼミナールには割引制度があるかどうかについてです。

キャンペーン期間が設けられており、期間限定で割引が受けられる場合があるようです。

例えば、この記事を書いている12月現在は『早期申し込みキャンペーン期間』中で、各コース5,000円引きになっています。

このキャンペーン期間中にうまく当たれば割引を受けられます。

 

『合格祝い金制度』はあるか

次に、診断士ゼミナールに『合格祝い金制度』はあるかです。

2020年までに合格した方は合格体験記を提出することで30,000円のキャッシュバックが受けられる制度があります。

しかも12月現在、2022年までに合格すればキャッシュバックの対象になるキャンペーン中のようです。

後ほどご紹介する『3年間延長無料制度』と組み合わせて利用するとかなりお得になります。

 

テキスト冊子をオプション購入する必要があるか

診断士ゼミナールのテキストは基本的にWEB上かダウンロードして端末で見るタイプです。

よって、冊子に書き込んで学習したい方は、別途オプションで冊子を購入する必要があります。

料金は、18,500円(税抜)になります。

前述のスタディングよりは少し高い金額になります。

 

模試が付属しているか

診断士ゼミナールでは独自の模試は実施していません。

そのため、他の予備校の模試を受験する必要があります。

余談ですが、中小企業診断士試験の本番前に必ず一度は模試を受験することをおすすめします。

・自分の現在地を知ることで、学習の方向性とスピードが正しいのかを把握する

・苦手論点を理解して残りの期間で対策をうつ

ということができるからです。

どこの模試も5,000円ほどで受験することができます。

私のおすすめは最も早い時期に開催されるLECの一次ステップアップ模試です。

 

分割払いができるか

診断士ゼミナールの支払いは分割払い可能です。

支払回数は24回まで分割可能ですので、手持ちがあまりない方でも安心ですね。

 

不合格の場合の延長が可能か

診断士ゼミナールの最も大きな特徴は、『3年間延長無料制度』です。

不合格の場合には、3年間まで無料で延長することができます。

これは、他の教材の追随を許さないサービスでしょう。

最初から2年計画以上で目指す方にはとてもありがたい制度ですよね。

注意点:ただし、一年ストレート合格を目指す場合にはこの『延長制度』があだになる場合があります。

賢明なあなたはお分かりかと思いますが、緊張感が薄れて結果的に『多年度受験生』になってしまうリスクがあるからです。

中小企業診断士試験はハードな学習を継続する必要があります。

2年、3年で合格計画を立てると完全に息切れして、結局諦めてしまう受験生が多いとある大手予備校講師が言っていました。
(実際に中小企業診断士試験の合格率は1~2年が最も高いというデータもあります)

ですので、この『延長制度の活用』については諸刃の剣にならないように注意してください。

診断士ゼミナールの価格まとめ

では、各種割引や合格お祝い金などを加味した場合に、『診断士ゼミナール』を受講するにはいくらかかるのでしょうか。

一次二次プレミアムコース 備考
一般価格 60,280円(税込) HPでは税抜記載だが税込で記載
割引後価格 54,780円(税込) 5,000円割引適用
冊子オプション購入 20,350円(税込) HPでは税抜記載だが税込で記載
合計金額 75,130円(税込)
模試受験代 5,000円 外部の模試を受験すると仮定
合格お祝い金 -30,000円 合格体験記を提出後
最終価格 50,130円(税込)

オプションを買い足したりキャッシュバックを受けたりするとご覧のとおり、50,130円(税込)となりました。

教材に支払う合計金額はスタディングの方が安いものの、合格できた場合には『診断士ゼミナール』が最も安くなります。

また、翌年度への延長が無料という点も大きな魅力です。

モバイルユーザビリティには改善の余地があるとはいえ、この低価格は選択の理由に充分なりえますね。

 

クレアール

クレアールの価格比較

最もバランスが取れたコースはどれか

クレアールは、とにかくコースが多い!!

これは受験者の細かいニーズに応えられる一方で、多くの初学者は『どれを選べばいいかわからない』と感じてしまうことでしょう。

今回は、ほかの通信講座と条件を揃えるため、ストレート合格コース(一年で合格を目指すコース)に絞って比較していきます。

それでも、『速修コース』、『スタンダードコース』、『パーフェクトコース』、『アドバンスコース』、『ハイレベルコース』と5つもあります。

まずは、クレアールの各コースの比較表を見てみましょう。

コース名 価格 講義動画 問題集 過去問集
一次二次ストレート速修
コース
150,000円(税込)
一次二次ストレート合格
スタンダードコース
200,000円(税込)
一次二次ストレート合格
パーフェクトコース
250,000円(税込)
一次二次合格
アドバンスコース
200,000円(税込)
一次二次合格
ハイレベルコース
160,000円(税込)

クレアールのコースはすべて、講義動画はもちろん、問題集も過去問集が付属しています。

よって、どのコースを選んでも教材が不十分、ということはないと考えて良いでしょう。

それらのコースごとの違いは、本当にサイトページをじっくり見ないとわからないのですが、ざっくり分けるなら、

初学者向け 『速修コース』、『スタンダードコース』、『パーフェクトコース』

受験経験者 『アドバンスコース』、『ハイレベルコース』

という感じです。

PCに穴が開くほど各コースを比較しましたが、正直なところ、それほど大きな差はないと思います。

今回の記事は初学者向けの記事ですので、上記の初学者向け3コースを比較していきましょう。
(受験経験者はある程度、ご自分で選択ができると思いますので)

まずは、結論から。

当サイトおすすめコース 『一次二次速修冬コース』(11月~2月まで)

このコースが最も過不足なく、コストパフォーマンスが高いと思います。

カリキュラムの違いをまとめると、

コース名 コース内容(一次対策) コース内容(二次対策) 価格差
一次二次速修冬コース ・財務会計ベーシック講義
・一次基本マスター講義
・1000問ノックトレーニング
・一次解法マスター講義
・一次直前ファイナル答練
・一次公開模擬試験
・二次基本マスター講義
・二次記述マスター講義
・二次合格ゼミフィードバック講義
・二次解法マスター講義
・二次直前ファイナル答練
・二次公開模擬試験
150,000円
スタンダードコース 一次二次速修冬コース
+一次解法マスター講義
一次二次速修コース
+二次精選アプローチ講義
+50,000円
パーフェクトコース スタンダードコース
+一次過去問リバイバル答練
+一次実践ハイレベル答練
スタンダードコース
+二次事例分解ショートケース演習
+二次重要論点別スキルアップ演習
+二次実戦ハイレベル答練
+50,000円

スタンダードコース、パーフェクトコースにいくつかのカリキュラムが追加されて5万円ずつ価格が上がります。

ただし、『財務会計ベーシック講義』、『一次基本マスター講義』だけでも講義時間108時間になります。

通信講座において講義動画は何回も視聴して定着させていくものです。

これらの2つの講義をしっかりマスターするだけでかなりの時間を要しますので、初学者にとっては充分だと思います。

また、スタンダードコースとパーフェクトコースにグレードアップすると5万円の追加費用がかかります。

もし、この『一次二次速修コース』で物足りなさを感じたら、追加で市販の教材を買い足せば十分ですし、安上がりです。
(仮にスピード問題集を全科目分購入しても12,320円です。)

よって、この『一次二次速修冬コース』をおすすめします。

割引制度はあるか

クレアールでは特にクーポンとキャンペーンなどがあるわけではなく、時期によって割引額が変わるようです。

クレアールの割引は価格が高い分、割引額も大きいです。

各コースの割引後の価格はこのようになっています。

コース名 一般価格 割引価格(12月)
一次二次速修冬コース 160,000円 99,000円
スタンダードコース 200,000円 132,000円
パーフェクトコース 250,000円 165,000円

まだ高い印象はありますが、『一次二次速修冬コース』は10万円をきっています。

 

『合格祝い金制度』はあるか

ほかの通信講座よりも高価格な分、クレアールは合格祝い金も最も高額です。

スタンダードコースは5万円、パーフェクトコースは6万円が合格体験記を条件としてキャッシュバックされます。

合格すれば5万円が返ってくる!と思えば、なかなかのモチベーションになりそうですね(笑)

注意すべき点は、当サイトおすすめの『一次二次速修冬コース』には合格祝い金がない点です。

 

テキスト冊子をオプション購入する必要があるか

クレアールはテキスト冊子が含まれた料金設定になっています。

よって、追加でテキストをオプションで購入する必要はありません。

 

模試が付属しているか

クレアールは独自の『一次公開模擬試験』を6月後半に実施しています。

外部生は税込3,500円で受験できますが、受講生はコースに含まれていますので無料です。

さらに、クレアールの良いところは二次試験の模試も含まれていることです。

当サイトおすすめの『一次二次速修冬コース』にもこの模試は組み込まれています。

他の通信講座は二次試験の模試は含まれていませんし、二次試験の模試は一次試験の模試よりも高額なのでお得感がありますよ。

 

分割払いができるか

クレアールの受講料金はどのコースでも分割払いが可能です。
(この価格帯で分割払い不可であれば、購入をためらいます。)

分割払いによって、追加で料金が発生することもありません。

支払回数は24回払いまで対応しています。

 

不合格の場合の延長が可能か

クレアールには『リベンジ割引』という制度があり、過去にクレアール受講歴がある方は、

●1次2次コース:期間限定価格より15,000円割引
●2次コース:期間限定価格より5,000円割引

の割引を受けることができます。

また、『オプション安心保証』という制度もあります。

この制度はHPの説明文がちょっとわかりにくいのですが、要は1年目に不合格だった場合に2年目に低額で延長可能という制度のようです。

この制度を使うと、

◇『スタンダードコース』は30,000円
◇『パーフェクトコース』は37,500円

で翌年も受講することができるようです。(教材はもちろん最新版)

『リベンジ割引』と『オプション安心保証』の違いが分かりにくいのですが、『オプション安心保証』制度の対象にならないコースで使えるのが『リベンジ割引』という理解で良さそうです。

実例で説明すると、『スタンダードコース』と『パーフェクトコース』は『オプション安心保証』適応で、『一次二次速修冬コース』は適応外のため、一年目で残念な結果だった場合に『リベンジ割引』を使用する、ということです。

クレアールの弱点は、コースと制度を顧客志向で作りすぎてしまい、かえってわかりにくくなっていることと感じました。

クレアールの価格まとめ~どのコースがお得なのか~

それでは、ここまでの情報をすべて含めて、どのコースが最もお得なのかをまとめます。

下記の表のとおりになります。

一次二次速修冬コース スタンダードコース パーフェクトコース
一般価格 150,000円(税込) 200,000円(税込) 250,000円(税込)
割引後価格 99,000円(税込) 132,000(税込) 165,000円(税込)
合格祝い金 なし 50,000円 60,000円
最終価格 99,000円(税込) 82,000円(税込) 105,000円(税込)

一年で合格した場合には、合格祝い金も含めると、最終的にはスタンダードコースが最も安い価格となります。

上記の通り、当サイトがおすすめするのは『一次二次速修冬コース』ですが、一年で絶対に合格する!!という自信と決意がある方は『スタンダードコース』を選んだほうが安くなることもあるでしょう。

また、仮に2年間で合格した場合の延長制度を加味するとこのようになります。

一次二次速修冬コース スタンダードコース パーフェクトコース
一般価格 150,000円(税込) 200,000円(税込) 250,000円(税込)
割引後価格 99,000円(税込) 132,000(税込) 165,000円(税込)
一年受講延長料金 +84,000円(税込) +30,000円(税込) +37,500円(税込)
合格祝い金 なし 50,000円 60,000円
最終価格 183,000円(税込) 112,000円(税込) 142,000円(税込)

延長制度を使用して2年目に突入すると『一次二次速修冬コース』が最も高額になってしまいます。

例えば、年明けから中小企業診断士を目指し始める方で、『ストレート合格を目指してみて、仮にダメだったら2年計画に切り替えよう』という狙いの方は『クレアール』はおすすめできません。

素直に『スタディング』や『診断士ゼミナール』などほかの講座を受講することをおすすめします。

最初から1.5年計画や2年計画の場合には、『1.5年コース』などもあるようなので検討してみるとよいでしょう。
※この記事では、あくまでストレート合格を狙う方(結果として2年計画になる方も含む)を対象にして書いていますので、それらのコースは今回は検討しません。

ユーキャン

ユーキャン中小企業診断士合格指導講座の価格比較

コース名 価格 講義動画 問題集 過去問集
中小企業診断士
本科コース
98,000円(税込)

 

最もバランスが取れたコースはどれか

ユーキャンの中小企業診断士講座は『中小企業診断士合格指導講座デジタルテキスト付コース』の1コースのみになります。

よって、今回の比較対象のコースはこのコースになります。

 

割引制度はあるか

ユーキャンの中小企業診断士講座には割合制度はありません。

ユーキャンは通信系資格学習の大手です。

よって、ディスカウントして価格で勝負する必要はありません。

まさに強者の戦略の戦略と言ってよいでしょう。

 

『合格祝い金制度』はあるか

ユーキャンの中小企業診断士合格指導講座には『合格祝い金制度』はありません。

やはり、大手なので細かいサービスでは勝負していない、という感じを受けます。

 

テキスト冊子をオプション購入する必要があるか

ユーキャン中小企業診断士合格指導講座『本科コース』には、テキスト冊子が付属しています。

よって、追加でテキストを購入する必要はありません。

 

模試が付属しているか

ユーキャンのカリキュラムには、模試は含まれていません。

やはり、外部の模試を受験する必要があります。

 

分割払いができるか

ユーキャン中小企業診断士講座の支払いは17回の分割払いができます。

ただし、ユーキャンでは若干ですが分割払いの場合に支払額が多くなります。

具体的には5,800円×17回払いで98,600円になり、600円だけ高くなります。

ほとんど支障のない金額だとは思いますが、知っておくとよいでしょう。

 

不合格の場合の延長が可能か

ユーキャンには不合格の場合の延長制度はありません。

よって、なんとか一回勝負で合格するのが必要になります。

ただし、何年も無料で延長できるのも緊張感のない学習姿勢につながるリスクもありますので、『延長がない』のもある意味ではプラスに働く場合もあるでしょう。

 

ユーキャンの価格まとめ

上記の通り、ユーキャンには割引や合格祝い金がありません。

考慮すべきは、外部模試の受験費用程度です。

よって、98,000円(税込)+5,000円(外部模試代)=103,000円が最終的な支出と考えて良いでしょう。

正直、価格にもカリキュラムにもあまり特徴がないのがユーキャンの特徴です。

大手の安心感や、添削サービスが気になる方は選んでもよいと思います。

通信講座ランキング まとめ

いかがでしたか?

あなたのニーズにかなう通信講座が必ず見つかったはずです。

中小企業診断士に合格するためには学習時間が最大のカギと言えます。

しっかり検討するのは大切ですが、悩みすぎるのは本末転倒ですよ!

この記事を読んだら必ず一歩踏み出してみましょう!

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