5月。
青葉が茂りパワーがみなぎってくる季節ですが、一方で新社会人や人事異動による環境変化があった人はネガティブな感情が出てくる季節でもあります。
そんな時に、活路を見出すべく中小企業診断士試験の受験を考える方も多いと思います。
今回はそんな5月から中小企業診断士を目指す方に役立つ情報と合格戦略をご紹介いたします。
5月は中小企業診断士受験にとってターニングポイントとなる時期でもあります。
この記事を読んで、是非、合格をつかみ取ってくださいね。
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Contents
5月からの受験生がまずすべきこと
5月から目指す受験生にとって、まず最初にすべきことは申し込み締め切り日の確認です!
2020年度中小企業診断士試験の試験案内配布・申し込み期間が4月1日(水)~5月8日(金)となっているからです。
この記事を読んで、まだ締め切っていないようでしたらすぐに下記のページから試験案内の手配と申し込みを行ってください。
令和2年度中小企業診断士第1次試験について(試験案内の概要)(中小企業診断協会HP)
まずは試験案内の入手からですが、郵送での手配が4月27日で締め切っていますので、お近くの窓口まで受け取りに行ってください。
まずはここからチェックです!
申し込みが間に合わなかった場合は?
もし、すでに5月8日を過ぎてしまっている場合は、2年合格を目指しましょう。
悲観する必要はありません。
詳しくは後述いたしますので、じっくり記事を読んでみてください。
5月からストレート合格は可能か?
2020年度試験の試験日は7月11日・12日で例年よりも1ヶ月早く実施されます。
そのため、5月からの学習期間は約2ヶ月です。
はっきり言うと、ストレート合格はかなり難しいでしょう。
むしろ、国家Ⅰ種や税理士、簿記一級など上位資格取得者であればわずかに可能性がある程度で、まず無理です。
中小企業診断士の1次試験は、しっかりと1年間準備をしてきた受験生で合格率20%ほどの試験です。
しかも7科目という広い試験範囲をカバーする必要があります。
物理的に、圧倒的に時間が足りないのです。
そのため、5月から目指すのであれば、2年合格計画をとる必要があります。
これが、今年の申し込みを逃してしまっても悲観する必要がない、と言った理由です。
要は、今年受験してもしなくても合格する年度は変わらないからです。
※もちろん、今年も受験できるに越したことはありませんが。。
5月からの中小企業診断士合格戦略とは?
では、5月から中小企業診断士合格を目指す場合にはどのような戦略を取ればよいのでしょうか。
2020年度の申し込みに間に合って受験が出来る場合と、間に合わずに2021年度試験を一発で受験する場合に分けて考えてみましょう。
2020年試験を受験できる場合
5月8日までの申し込みに間に合った場合には、2020年度中小企業診断士1次試験を受験することが出来ます。
その場合には、2020年度の試験での2~3科目合格を目指しましょう。
本来の2年計画なら初年度に4科目合格し、翌年に企業経営理論・財務・運営管理の二次試験関連科目だけを残すのが理想ですが、なにせ2ヶ月しかありません。
現実的には2科目が妥当でしょう。
1次試験終了後は、残った5科目を来年度までしっかり学習することで、かなり有利になります。
注意すべきことは、決して7科目合格の欲を出さないことです。
中小企業診断士試験にはちょっとかじったくらいで合格できる科目はありません。
2か3科目に絞ったら、その科目を合格することだけに全力を挙げてください。
2020年試験をパスする場合
2020年度試験の申し込みが間に合わず、2021年度試験にストレート挑戦する場合を考えていきましょう。
2年間かけて7科目合格を目指すので、非常にシンプルな勉強時間で押しきる物量作戦をとります。
しかし、中小企業診断士はこの単純な勉強時間をかける戦略が一番効果的なのです。
5月から来年度の試験を目指すことができれば、1次2次試験合わせて2000時間は学習時間を確保できるでしょう。
通常の受験生の2倍の学習時間ですから、あなたは自信をもって試験に臨むことが出来、それはかなり大きなアドバンテージになるはずです。
fa-check-square-oPOINT1 模試を受験しよう
まず一つ目のポイントは模試を受けることです。
5月以降でも申し込める中小企業診断士の一次試験の模試はたくさんあります。
ネットで検索すれば見つかりますので、探してみてください。
できれば自宅受験ではなく、会場受験できる模試が良いと思います。
TACの1次公開模試や、LECの1次ファイナル模試などは会場受験があり、申し込み締め切りも比較的遅いので試してみるとよいでしょう。
また、2次試験の模試も受験してみるべきです。
2次試験の模試といっても1次試験合格者しか受験できないわけではありません。
あらかじめ2次試験の特徴と、1次試験突破者のレベル感を感じることができれば大きなアドバンテージになります。
会場受験で他の受験生の熱気を感じられれば、確実に気持ちが高ぶり、焦りも感じるはずです。
きっとそれからの学習への向き合い方と緊張感が変わることでしょう。
fa-check-square-oPOINT2 疑似一次試験を実施しよう
中小企業診断士の1次試験が終わると、試験実施機関の中小企業診断協会や各予備校からその年の試験問題が公開されます。
これを用いて「疑似一次試験」を実施することをおすすめします。
やり方は簡単で、2020年度試験をダウンロードして印刷し、試験のタイムスケジュールにそって解答します。
ポイントは土曜日・日曜日の時間をしっかりとって、時間に厳しく緊張感をもって実施することです。
この「疑似1次試験」を行うことで、一日の疲労度が良くわかります。
また、考えすぎるとあっという間にタイムオーバーになってしまうことも実感できるでしょう。
中小企業診断士試験の過酷さを知ることで、その後の学習への集中力も変わってくることでしょう。
もちろん、「疑似2次試験」も行ってくださいね。
二年計画についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
5月から中小企業診断士を目指す人におすすめの教材とは
5月から2年計画で合格を目指す場合、教材は以下の通信講座をおすすめします。
おすすめスタディング『中小企業診断士 1次2次合格コース[2020+2021年度試験対応]』
おすすめ診断士ゼミナール『一次二次試験プレミアムフルコース』
おすすめクレアール『1次2次ストレート合格スタンダードコースWEB通信(1次7科目+2次)』
これらの教材をおすすめする理由は、2年目の料金が無料だからです。
中小企業診断士を2年間で目指すなら長期戦に耐えられるよう、費用面のマネジメントがとても重要です。
スタディングの「中小企業診断士 1次2次合格コース[2020+2021年度試験対応]」はもともと2年で合格を目指すコースなので1年ずつ講座を買い足すより安く済みます。
また、診断士ゼミナール『一次二次試験プレミアムフルコース』とクレアール『1次2次ストレート合格スタンダードコースWEB通信(1次7科目+2次)』 は2年目の受講延長が無料です。
じっくり腰を据えて学習するならば、上記の3つのコースのいずれかを選ぶことをおすすめいたします。
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
5月から目指す中小企業診断士!~まとめ~
今回は5月から中小企業診断士を目指す場合の戦略を解説してみました。
5月から目指す場合は2年間で計画的に学習を進めることで圧倒的な有利に立つことが出来ます。
この記事を参考に、是非、すぐにでも学習を開始してみてくださいね。
みなさんの努力が報われますように祈っています!