中小企業診断士4月

4月。

なにか新しいことをはじめたくて、資格について調べてる方も多いと思います。

中小企業診断士は自分のビジネス知識を向上させるためには最高の資格です。

しかし、4月から学習を始めて合格できるのか気になる方も多いと思います。

そこで今回は合格者の立場から、4月からの勉強開始で中小企業診断士に合格できるのかを検証してみました。

最後まで読んでいただければ、4月からの合格戦略がクリアになると思いますよ。

中小企業診断士とは

まず中小企業診断士という資格について触れておきましょう。

中小企業診断士は唯一のコンサルタントの国家資格です。

資格を取得するとコンサルティングに必要な基礎的知識を有していることの証にもなりますし、商工会議所などに登録して実際に中小のコンサルティングにあたることもあります。

MBAと比較されることもよくあります。

試験は8月に開催される1次試験と10月に開催される2次試験があり、各々が合格率20%ほどの難関資格とされています。

最近はビジネスマンが最も取りたい資格ランキング1位に選ばれた影響で、受験者も増えている人気資格です。

中小企業診断士の独学についての全体像が知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

中小企業診断士 独学のすべて

中小企業診断士試験について

4月から中小企業診断士に合格できるかを検証するにあたり、中小企業診断士試験について知る必要があります。

上述のとおり、中小企業診断士試験は8月に1次試験、10月に2次試験の二段構えの試験となっております。
※12月に口述試験もありますが、これはほぼ合格できるので、実質2つの試験と考えて良いです。

1次試験について

1次試験はマークシート方式で7科目を土日2日に分けて受験します。

7科目合計の得点率が60%以上、かつ得点率40%以下の科目がないことが合格の条件になります。

全体で60%以上得点できず不合格になった場合も、60%以上得点できていた科目は「科目合格」となり、2年間は受験が免除されます。

1次試験に合格するとその年と翌年の2回、2次試験を受験する資格が与えられます。

合格率は毎年おおむね20%前後です。

2次試験について

2次試験は記述式で、4事例を1日で受験します。

4事例合計の得点率が60%以上、かつ得点率40%以下の科目がないことが合格の条件になります。

2次試験には科目合格制度はなく、不合格の場合には翌年も4事例すべて受験する必要があります。

合格率はおおむね20%前後で、合格すると口述試験に挑戦することができます。

口述試験は会場に行けさえすれば合格できますので、実質はこの試験が最後のハードルと言えるでしょう。

中小企業診断士試験には4月からでも合格できる?

以上を踏まえて、中小企業診断士試験に4月からでも合格できるかについて検証していきましょう。

はっきり申し上げますと、『相当厳しい』というのが結論です。

司法試験や国家1種、簿記1級など試験範囲が多少重複する上位資格を持っている方だけ、可能性があるレベルです。

4月から学習を始めた場合、勉強時間は4ヶ月分しか取れません。
※2020年度試験はオリンピック開催の影響で1次試験が7月中旬なのでより厳しい戦いになります。

4か月間120日、一日3時間勉強しても360時間。

中小企業診断士試験では一般的に学習時間1000時間が合格の目安と言われていますので、通常の3分の1の時間で知識を習得する必要があります。

よほど効率の良い学習スキルがある方でも相当厳しい戦いになるでしょう。

中小企業診断士試験に4月からでも合格する戦略は?

4月から学習を開始する人が中小企業診断士試験に合格するためには、どのようにしたらよいのでしょうか。

最も確実性が高い戦略は、2年計画での合格を目指すことです。

前述のとおり、中小企業診断士1次試験には「科目合格」という制度があります。

1年目にすべての科目合格を目指すのではなく、科目合格を利用して2年間で確実に1次試験を突破するのが2年計画です。

そのため、4月から勉強を開始するのであれば、1年目は2~3科目、できれば4科目程度の合格を狙うのが良いでしょう。

7科目を狙うと学習時間が分散し、結局1科目も合格できず、翌年の負担軽減にならないという事態になりかねません。

詳しくは、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

まとめ ~中小企業診断士試験に4月から合格するには~

今回は、中小企業診断士試験に4月から挑戦するかたに向けて、検証してみました。

中小企業診断士試験は難関試験でありますが、学習自体はビジネスに必要な知識が満載の大変楽しい資格です。

4月から始めるなら、2年計画でじっくり知識を吸収しながら確実な合格を目指していきましょう。

みなさんの努力が実を結ぶよう、願っております!

中小企業診断士の通信講座についての比較記事も書いていますので、こちらも参考にしてください。

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