6月。
一年の半分が過ぎようとしています。
今年、自分は何も成し遂げていないと焦りだす方も多い時期です。
実は、中小企業診断士を目指すうえで6月はひとつのターニングポイントです。
ストレート合格に最も手が届きやすい時期が6月であると言えるかもしれません。
今回は6月から中小企業診断士を目指す方向けに、中小企業診断士試験合格の戦略をまとめていきたいと思います。
今現在、中小企業診断士試験挑戦を迷っている方の一助になれれば幸いです。
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Contents
6月からの学習開始は中小企業診断士合格の最大のチャンス
中小企業診断士を目指すうえで6月は最大のチャンスと言えます。
一次試験の申し込みは5月上旬までです。
そのため、6月から目指す場合にはその年の試験は受験することができませんが、その分、翌年の試験に向けた学習期間を最も長く取れるのが6月開始の受験生なのです。
中小企業診断士試験、特に一次試験は覚える知識量が膨大であるため、学習量そのものが合格を決める最も大きな要素になります。
つまり、6月はストレート合格を目指すうえでは最も有利であると言えるのです。
さらに、8月(2020年は7月)の一次試験に向けての模試も開催されている時期なので、模試を受けることで試験の雰囲気やレベル感を体験しながら学習を進めることができるのです。
よって、6月現在で中小企業診断士の受験を迷っている方は、今すぐに学習を開始することを強くおすすめします!
6月から始める中小企業診断士合格の戦略
では、6月から中小企業診断士目指す方向けの戦略を提案していきたいと思います。
中小企業診断士試験を目指す場合、通常は以下のような戦略があります。
主な中小企業診断士試験合格戦略
②2年間で合格を目指す「2年計画」戦略
③ 3年以上かけて合格を目指す「多年度計画」戦略
まず、① 1年間で合格を目指す「ストレート合格」戦略ですが、一回の試験で一次二次ともに一発合格を目指す、もっともオーソドックスな戦略です。
② の「2年計画」戦略ですが、これは中小企業診断士試験の「科目合格制度」を利用して、2ヶ年をかけて全7科目+二次試験の合格を目指す戦略です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
③ の「多年度計画」戦略ですが、こちらも科目合格制度を利用して合格を目指す戦略ですが、さらに長い期間をかける戦略です。
はじめから3年以上をかけるメリットはないので、よほどの事情がない限りはおすすめしない戦略です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
そして、6月から目指す場合に採用するべき戦略はもちろん、① 1年間で合格を目指す「ストレート合格」戦略です!
この戦略を最大限に活かせるのが6月からの挑戦です。
次からはこの戦略についてより詳しく解説していきましょう。
6月から学習開始するうえでの3つのポイント
ここからは6月からストレート合格を目指す方におさえていただきたい3つのポイントをご紹介いたします。
そのポイントは以下になります。
3 つのポイント
② 模試を受験しよう
③ 二次試験の対策もしてしまおう
では、ひとつずつ詳しく紹介していきましょう。
① 学習時間1000時間を目安に腰を据えた学習をしよう
まず1つ目のポイントは学習時間1000時間を目安に腰を据えた学習をする、ということです。
中小企業診断士合格に必要な学習時間は一般に1000時間と言われています。
しかし、多くの方はそれだけの学習時間をかけられずに一次試験を迎えることになります。
なぜなら、10月から勉強開始するとしても1日3時間の学習を欠かさずした場合にギリギリ到達しないのが1000時間です。
多くの方は10月よりも遅い時期に学習を開始することになるでしょう。
何度も言うように中小企業診断士の合格のカギはいかに学習時間を確保するかです。
6月開始の方は1000時間を「無理なく」確保できるメリットがありますので、腰を据えた学習をすることができます。
そのメリットを活かすためには、学習開始前にしっかりとしたスケジュールを立てることがすべてです。
当サイトではスケジュールの立て方なども解説していますので、参考にして、しっかりとした学習スケジュールを立ててみてください。
② 模試を受験しよう
2つ目のポイントは模試を受験してみることです。
6月は1次試験の申し込みは終了しているので、本試験の受験はできませんが、直前模試などは受験することができます。
模試を受験するメリットは、① 明確な中間目標ができる、② 試験に出るポイントが実感として分かる、③ 自分の弱点が分かる、など沢山あります。
特に、①はとても重要です。
6月から学習を始めた場合は本試験まで時間があるため、緊張感がないダラダラした学習をしがちで、せっかくのメリットが薄れてしまいます。
模試を適切な時期に受験することは、緊張感の維持につながります。
例えば、スタディングの「合格模試」は申し込みは7月10日までですが、受験期限は10月31日までです。
まずは申し込みだけをしておいて、10月31日までに学習を2周させ、合格模試で力だめしをするスケジュールにすれば目標が明確になり、緊張感を持った学習ができるでしょう。※合格模試はスタディング受講生なら980円で受験することができます。
上記の模試にこだわる必要はありませんが、2020年内に模試を必ず受験するようにしましょう。
③ 二次試験の対策もしてしまおう
3つ目のポイントですが、どこかのタイミングで1ヶ月程度、二次試験の対策をすることをおすすめします。
おすすめは一次試験7科目を2回転ほどした10月~11月くらいでしょうか。
通常、ストレート合格を狙うにあたっては二次試験の学習をする余裕はあまりなく、大半の方は一次試験が終わってから2ヶ月ほどで対策をすることになります。
そこで6月からの長い学習期間を有効活用して、一次試験前に二次試験対策もあらかじめしてしまうのです。
学習した後はMMCなどの模試を受験してもよいでしょうし、二次試験の模試は結構な費用がかかるので、本試験の直近の過去問を実際の時間通りに解答してみる、でもよいと思います。
1ヶ月程度の学習では恐らく何がなんだかわからない状態でしょうが、一度どんなものかに触れておくことは一次試験通過後のアドバンテージにつながります。
さらに、二次試験の学習をすれば間違いなく企業経営理論・財務会計・運営管理の実力がアップする相乗効果も得られます。
6月開始の豊富な勉強時間を活用して、どこかの時点で二次試験にチャレンジしてみましょう。
6月からの受験生におすすめの通信講座
上記も踏まえたうえで、6月から始める場合におすすめな通信講座をご提案します。
通信講座を選ぶうえで下記のポイントに注意して選んでみました。
②教材のクオリティが高いこと
③目標の2021年試験までを延長料金なしでカバーしてこと
では、これらの条件を満たしている通信講座を2つご紹介いたします。
おすすめ①1次2次合格コース[2020+2021年試験対応]スタンダードコース
いま最も選ばれている中小企業診断士向け通信講座のスタディングからは、上記のコースをおすすめいたします。
2021年までの延長料金なしで受講できるのはもちろん、今年度試験が終了後には来年度向け教材への更新もできます。
スタディングは料金が安いことに加えて、他の教材にはない圧倒的なクオリティのアプリも備えています。
学習のクオリティ面において、この教材を選んでおけばまず間違いはないでしょう。
おすすめ②診断士ゼミナール「1次2次試験プレミアムフルコース」
続いてご紹介するのは、中小企業診断士に特化した通信講座である診断士ゼミナールです。
診断士ゼミナールの大きな特徴は、購入してから3年間は無料で受講延長・教材更新が受けられる「3年間受講延長無料制度」があることです。仮に2021年に合格できなかった場合も翌年まで延長することが出来ます。
上記の2つの通信講座は毎年多数の合格者を輩出している名門です。
コストパフォーマンスの高い上記のコースを選べば決して間違いはありませんので、教材選びに時間をかけず、すぐに学習に取り組んでみましょう。
CHECK!
アプリに強みがあるのは上述のとおりですが、さらにおすすめな理由が無料体験ができることです。
スタディングのサイトから① メールアドレス、② 任意のパスワードを入力して無料登録するだけで、アプリやテキスト、問題集や学習時間管理ページまですべてのサービスを無料で試すことが出来ます。
ここで合わないなら中止すればよいですし、住所・氏名・電話番号の登録も不要なため、しつこい勧誘なども一切ありません。
6月から挑戦する中小企業診断士~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
私自身は10月からの挑戦でしたが、直前期は「もっと早く勉強を開始すべきだった!」と何度も後悔したのを覚えています。
そして、おそらく多くの受験生が同じように感じてきたことでしょう。
6月からの学習を始めるなら、これ以上早く学習開始することは理論上ありえません。
上記のような後悔をすることもないでしょう。
今からペンを取って学習を開始してみましょう!
あなたの努力が報われますように!