中小企業診断士の資格取得に挑戦したいけど、いろいろな事情で予備校通学は難しそう。

難関資格と聞いているけれど、果たして独学で合格出来るのだろうか?

合格できるとしても、何年もかかるならちょっと・・・

中小企業診断士試験への独学での挑戦を考えている方は、だれでもこんな不安があるでしょう。

私自身もそうでした。

では、今回はそんな悩みに中小企業診断士独学合格者である筆者が答えていきたいと思います。

中小企業診断士の独学合格には何年かかる?

独学合格の可能性を考えるにあたって、まずは試験制度について知りましょう。

中小企業診断士試験に合格するには

8月の一次試験
10月の二次試験
12月の口述試験

を突破する必要があります。

口述試験は、ほぼ合格できるので、実際は一次試験と二次試験の二段階試験と考えれば良いでしょう。

それぞれの試験の合格率は例年約20%前後です。

つまり、最終的な合格率は4%前後になります。

さて、それぞれの合格基準ですが、

一次試験は7科目平均得点が60点以上で、かつ、40点未満の科目がないこと

二次試験は、4事例の平均得点が60点以上でかつ、40点未満の事例がないこと

とされています。

二次試験は、実際は上位20%を合格とする相対評価試験と言われています。

では、この難関試験に独学で合格するには何年かかるかをお答えしていきましょう。

独学で中小企業診断士一次試験合格には何年かかる

この試験は、独学でも1年で合格することが可能です。

なぜなら、この試験は絶対評価試験なので合格レベルに達していれば必ず合格できるからです。

また、学習範囲はマーケティング理論からコンピューターネットワークまで多岐に渡しますが、それぞれのレベルとしては初歩レベルです。

どれだけ頑張っても全く理解できない、という論点はほとんどありません。

ただし、1年でストレート合格するためには、下記のような条件を満たしているほうが良いでしょう。

独学1年で合格する条件
・学習開始が前年12月以前であること
・平日3時間、土日休日5時間の学習時間を設けること
・テキスト・問題集・過去問集をそれぞれ7科目分揃えること
・模試を必ず受けること
・家族の理解を得ること

それなりの教養がある社会人が受験して20%しか合格しない試験です。

これをストレートで合格するためにはこれくらいの準備は最低限必要になります。

詳しい独学者の合格戦略については、下記の記事もご参考にしてください。

中小企業診断士試験に合格するには、しっかりしたメソッドが必要です。
しかし、働きながら、家事をしながら予備校に通学するのは非常に難しいといえます。
そこで当サイトでは通信講座をおすすめしています。
自分の時間で学習が進められ、かつ予備校のノウハウも吸収できる。
さらには、予備校の半額以下で受講できます。
中小企業診断士試験は通信講座で十分に合格できる資格です。
中小企業診断士試験にストレート合格するなら通信講座を受講しましょう。

独学で中小企業診断士二次試験合格には何年かかる?

この二次試験は、完全独学で合格するのはかなりハードルが高いです。

中小企業診断士2次試験が難しい理由
・一次試験後、2ヶ月しか準備期間がない
・模範解答が不明で確実なメソッドがない
・事例4攻略のハードルが高い
・一次試験合格後、2回しかチャンスがない

などの難しさがあるためです。

二次試験に独学合格するのには何年かかるか。

私の答えは1年で合格出来なかったなら素直に予備校に通おう、です。

一次試験に合格すると、その年と翌年の2回、二次試験に挑戦する権利が与えられます。

一次試験を独学でせっかく合格したのに、独学にこだわって合格のチャンスを2度も逃すのは下策です。

ですので、最初の2次試験には独学で挑戦してみて、難しいようならおとなしく二次試験対策の予備校に通ってください。

MMCやAASなどなら10万円以下で受講でき、通学が難しいようなら通信で添削を受けることもできます。

何度も1次試験を受けるのはモチベーションが持ちません・・・。

まとめ~中小企業診断士の独学合格に何年かかるか~

以上、中小企業診断士試験に独学で合格するのに何年かかるかを解説してみました。

中小企業診断士は独学で1年で十分に合格できる資格です。

むしろ、多年度になればなるほど合格率は下がっていくと考えられます。

重要なことは、『絶対に一年で合格する』と腹をくくって集中して学習することです。

当サイトでは、1年で合格する戦略、2年で合格する戦略などの合格戦略もご紹介しています。

是非、ご参考にしてみてください。

皆さんの努力が実を結びますように!!

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