広島県で中小企業診断士になろう!県内の需要から合格戦略まで!

中国地方最大の都市である広島県。

経済規模も大きいため中小企業も多く、中小企業診断士の需要も大きいと言えます。

今回はそんな広島県内の中小企業診断士事情についてまとめてみました。

広島県内で中小企業診断士を目指そうというあなたにもおすすめの情報ですので、是非最後まで読んでみてくださいね。

広島県の中小企業診断士の状況

広島県には「一般社団法人 広島県中小企業診断協会」があり、県内の約170名の中小企業診断士が登録されています。
「診断ひろしま」という機関紙も出版していたり、HPの更新頻度も高く、他の地方の中小企業診断協会よりも充実した活動を行っているようです。

広島県は平成30年の新規求職申込件数が11万件以上で、全国平均を1万人近く上回る求職があります。
しかし、求職者側は「未経験で就職できる求人が少ない」と考えており、うまく企業とマッチングできていない状況のようです。
広島県内の中小企業は若い人材を欲しており、これらの求職者と中小企業を結び付ける役割として、中小企業診断士が求められています。

このような面で、広島県での中小企業診断士のニーズは高いと言えるでしょう。

広島県の中小企業診断士試験受験会場はどこ?

中小企業診断士に合格するためには、中小企業診断士試験に合格する必要があります。
広島県の受験生はどこで中小企業診断士試験を受験できるのでしょうか。

1次試験広島工業大学専門学校(広島市西区)

2次試験広島県情報プラザ(広島市中区)

広島県の方は、広島県内で中小企業診断士試験を受験することができます。
上記試験会場は令和元年度のものですので、変更になる可能性があります。
今年の受験会場は、中小企業診断協会HPの中小企業診断士試験のページで確認できますので、随時確認してくださいね。
(1次試験の詳細が発表になるのは例年4月頃です)

中小企業診断士試験を受験するためには、一次試験の受験申し込み書が同封されている「試験案内」を入手する必要があります。

これは、4月下旬~5月下旬の間に「広島県中小企業診断協会」の試験係まで取りに行くか、郵送依頼をかける必要があります。

これがないと土俵にも乗れないので注意してください。

広島県の中小企業診断士試験合格率は?

令和元年度の試験の合格者数は以下の通りになっています。

広島会場 1次試験合格率

会場 申込者数 合格者数 合格率
札幌 413 75 18.2%
仙台 798 142 17.8%
東京 11952 2611 21.8%
名古屋 1861 403 21.7%
大阪 3879 813 21.0%
広島 779 162 20.8%
福岡 1299 216 16.6%
那覇 182 22 12.1%
合計 21163 4444 21.0%

広島会場の令和元年度1次試験の合格率は、20.8%とやや全国平均を下回る水準でしたが、誤差範囲といってよいでしょう。

広島会場 2次試験

会場 申込者数 合格者数 合格率
札幌 97 14 14.4%
仙台 203 42 20.7%
東京 3658 581 15.9%
名古屋 559 89 15.9%
大阪 1110 267 24.1%
広島 217 46 21.2%
福岡 317 49 15.5%
合計 6161 1088 17.7%

令和元年度2次試験の広島会場の合格率は、21.2%で全国平均を上回る合格率でした。
今年は例年よりも東京が合格率が低い特徴がありました。

令和元年度の中小企業診断士試験は、全体的に広島会場勢はよく健闘したようです。

広島県の中小企業診断士予備校は?

広島県は中国地方の中心であるため、県内には複数の予備校が進出しています。
地方都市としては、かなり恵まれた学習環境があると言えるでしょう。

広島県内の予備校

TAC 広島校

資格の予備校といえば、「TAC」といってよいほど大手です。
このTACが広島にもあります。
合格ノウハウも十分で、まずはここを検討するのが良いでしょう。

アクセス:〒730-0011 広島市中区基町11-10 合人社広島紙屋町ビル4F ※広島電鉄紙屋町東電停の正面
お問い合わせ:082(224)3355(代)

LEC広島校

「LEC」も負けず劣らずの大手です。
独自のメソッドがあり、模試の評価も高いです。

アクセス:〒730-0011 広島県広島市中区基町11-13 合人社広島紙屋町アネクス 4階
お問い合わせ:082-511-7001

資格スクール 大栄 

「大栄」も全国展開をしている資格校。
市販のテキストも販売しており、中小企業診断士試験にも力を入れています。
広島市内以外にも展開しているのがポイント高い!

広島大手町校
アクセス:広島県広島市中区大手町1-1-20
お問い合わせ: 0120-002-166

広島紙屋町校
アクセス:広島県広島市中区紙屋町2-2-2 紙屋町ビル6F
お問い合わせ:0120-002-166

福山校   
アクセス:広島県福山市東桜町1-43  備広福山駅前ビル2F   
お問い合わせ:0120-002-166

ゆめタウン呉校
アクセス:広島県呉市宝町5-10 ゆめタウン呉3F
お問い合わせ:0120-002-166

アルパーク校
アクセス:広島県広島市西区草津新町2-26-1 アルパーク東棟4階グリーンサイド
お問い合わせ: 0120-002-166

予備校の選び方

各予備校にはカリキュラムに微妙な違いがありますが、初学者がそこに気づくのはなかなか難しいでしょう。
上記にあげているような大手は基本的な合格メソッドは確立されていますし、実際には合格率もそれほど大きな違いはないでしょう。
では、どのような点で予備校を選べばよいのでしょうか。
その答えは単純で、自宅・もしくは会社から最も通いやすい予備校を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、通学に時間がかかれば勉強時間と体力のロスが激しく、学習の継続が難しくなるからです。
勉強にかける以外の労力は極力削っていくことが合格への一番の近道です。
特別な事情がない限りは、最も通学しやすい予備校が最も良い予備校だと言えるでしょう。

通信講座

上記のように、予備校は通学のしやすさが非常に重要です。

では、近くに通学できる予備校がない場合にはどうしたらよいのでしょうか。
広島県内では、広島市・福山市・呉市にしか予備校はないため、それ以外の市域に住む方は大きなハンディキャップがあるように思えます。

そこで上記の3市以外にお住いの方におすすめなのが通信講座での独学です。
中小企業診断士は通信講座で十分に合格できる資格です。
筆者も通信講座でストレート合格を果たしています。

具体的には予備校まで片道1時間以上かかる場合には通信講座を選ぶべきです。
なぜなら、往復2時間分の勉強時間と労力が無駄になってしまいます。

通信講座ならば、その分の時間を勉強時間にすることができます。
1日2時間の学習時間の差は、1年に直すと700時間以上になります。
中小企業診断士の合格に必要な1000時間ほどと言われるので、この差の重要さがわかるでしょう。

では、通信講座はどのように選べばよいのでしょうか。
それについては下記の記事にまとめていますので、是非、参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

広島県は中小企業診断士の需要も大きく、さらに学習環境も十分に整っています。

是非、中小企業診断士を目指して学習を進めていってください。

中小企業診断士の独学について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事も読んでみてください。

みなさんの努力が実を結ぶことを祈っています!

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